フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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使用されている車種は、セアトのハイパフォーマンス「クプラ」

使用されている車種は、セアトのハイパフォーマンス「クプラ」

 教習の有効期限は、日本は入校日から数えて9カ月以内に教習を終了しなければならないが、スペインは、5年間有効です。

 学科授業は何度でも受けることができ、学科試験は3年以内に合格すれば良く、その後、技能教習に入ってから2年以内に免許取得すれば良いという驚くほど、のんびりしたものです。


実技指導中の教習指導員と生徒

実技指導中の教習指導員と生徒

 一番驚いたのは、一度も車を運転したことがない生徒に、いきなり路上練習をさせること!

 特に専用の練習コースみたいな敷地は無く、「さあ、車をスタートしてみましょう!」と一般道路で練習を開始するのですから、日本人であれば 予想外で、心に動揺さえ起こりかねない気がしました。


教習所のテキストは、かなり細かく全てのことが説明されていた

教習所のテキストは、かなり細かく全てのことが説明されていた

 学科試験問題は30問あり、3問間違えると不合格です。これは、日本と同様に1割以上間違えるとダメということですが、3問なんて、つい間違ってしまいそうですね。教習所の人は、「よーく勉強しなきゃダメよ!」と何度も言っているので、結構落ちる人がいるようです。


一見するとショップ風なバルセロナ市内に数か所ある教習所

一見するとショップ風なバルセロナ市内に数か所ある教習所

 免許取得にかかる料金は545ユーロ/約8万7200円。

 日本よりも安いが、試験になかなか受からない人が多いので、追加試験を受けるごとに費用がかさみます。これは、あくまでも最短で取得できた人の料金です。


 教習指導員は、指導中ひっきりなしにタバコを吸っているし、音楽を聴いていたり、技能教習を前もって予約していても、前夜になって急に翌日の時間変更をしてくるのが、日常茶飯事です。

おおらかなラテン気質がにじみ出ている、、、と感じた運転免許取得事情についてお伝えしました。


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