メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 知り合いとの待ち合わせ場所に近いところが、たまたま靴やサンダルの部材を扱う問屋街だったので、時間潰しに見てまわりました。

 メキシコの中部高原地帯には、昔から革製品を生産する工房が多かったためか、人工皮革が多く使われるようになった現在でも、靴やサンダルの製造工場がたくさん点在しています。派手派手なおしゃれが大好きなラテン女性を満足させるデザインのハイヒールやサンダルとなる、キラッキラした部材が沢山並んでいます。


キラッキラです

キラッキラです

 結婚式やパーティーに呼ばれた時のおしゃれなサンダルのベルト部分は、土台となる革紐(ひも)の色もさまざま、そこにつけられるラインストーンの種類も豊富。足の甲の部分になる飾りも、クレオパトラの宝石のようなスタイルからエスニックなものまで、先住民族ウィラリカのビーズ細工にも似ているものもあります。色、形、スタイル、サイズともに豊富な展開で、なんとなく出来上がりも想像できるような気がしてきます。


装飾部分も見ているだけで楽しい

装飾部分も見ているだけで楽しい

 これらの商品は小売りもしてくれますが、大抵お客さんは工場の仕入れ担当者で、小さい工房の社長さんがメイン。こんなにキラキラ女子がワクワクするようなお店が並んでいるのに、仕入れに来ているのは割と屈強に見える男性ばかりで、そのギャップが少し面白くもあります。


 靴底も、沢山の種類のデザインが並んでいるのを見ると、ああ、こうやって作られているんだな、と勉強になります。

 メキシコ人の足の形は幅広でもあるので、割と日本人にも通じるものがあります。革で編まれたワラチェという湿度を逃す革靴やメキシコ産のサンダルも、最近日本で見かけることがあるようです。機会がありましたらぜひ、お試しください。



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