フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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2025年から上映されている日本映画「国宝」―パリ6区

2025年から上映されている日本映画「国宝」―パリ6区

 2026年2月、いつも行く映画館で映画「国宝」が観られる最終日だったので行ってきました。私と同様に、○○ロスを感じそうな日本人客がチラホラいたが、大半はフランス人で埋まっていた席。

 欧州で一番映画館が多いフランス。特に観客動員数がすごいパリでは、2カ月間近くも上映されるのは、とても好評であった映画のみで、人気がなければ3週間で打ち切られ、次々と新たな作品を上映しフル回転しています。

 週2回ペースで映画館に足を運ぶ友人Jは、「国宝」(フランスでのタイトル名『歌舞伎の巨匠』)を絶賛しているフランス人の1人で、今回私が行くというと、もう観たがもう一度見る価値があると、付き合ってくれたほどです。
その時、そのJがポロリと漏らした言葉が、≪パリだからウケる映画がある≫とのこと。どういうことか?!


仏建築家アンリ・ソヴァージュのアールデコ様式の建物のパリ20区の映画館

仏建築家アンリ・ソヴァージュのアールデコ様式の建物のパリ20区の映画館

 『パリでは、必ずしもフランスの地方と同じ映画が観られるわけではない!』

 日本では、≪東京で上映されたが、地方ではされなかった≫というのはアリだと思います。

 フランスは逆に、興行収入トップを占めヒットした「ベルとセバスチャン」などの逆境を乗り越えていく主人公の映画やコメディ映画が首都パリで上映されないことがあるそうです。これには、驚きました。

 首都圏は、映画好きで流行に敏感な学生や独身で高所得者層が多い上、映画館の選択肢の豊富さもあり、作家性あふれる芸術やエッセイフィルム、犯罪映画、大ヒットした外国作品への関心が高い傾向にあるそうです。

 確かに、日本の映画が次々公開されています。同性愛を描く「エゴイスト」や「ウイークエンド」「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」など良い例で、個性的な作品がパリでは好まれている気がします。

 ジャンルを問わず多くの邦画が上映されるのは、より理解を深めてもらえ、日本に興味を持ってくれる層が広がっていくのだろうと思うと嬉しいですが、フランス特有の皮肉を交えたユーモアのコメディがパリで上映されないのは、時代の変化なのか、、残念な気がしてならないです。





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