メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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「This is a free country!ここは自由の国だぜ!」と、メキシコ人は良くいいます。一般的に「道路は誰のものでもない。何をしても自由」という感覚が浸透しているせいか、皆さん、日が陰って涼しくなった路上では椅子を持ち出して夕涼みやらおしゃべりやらに講じています。

 先日、友人宅をたずねた際、車を停めたその先ではすでに彼らが盛り上がっていました。
 路上で。自宅前で。


道路だって家の一部!

道路だって家の一部!

 大きなバンのハッチバックを開け、そこをバーカウンター代わりにお酒のボトルやおつまみを並べ、家から持ち出した椅子やクッションで「かなり自由」に、夏の夕刻を楽しんでいます。車のオーディオセットから流す音楽は大きめですが、そこはメキシコ。なにせ近所におかまいなく早朝までパーティをして爆竹やら花火やらする皆さんですので、お互い様。
 袋小路の傍らで行うこの飲み会、「ボーリング飲み会」といって、ボーリングのレーンをもじって名付けられているとのことです。これなら、近所の顔見知りしか通らないし、文句を言いに来たとしても「まあ、いいから飲んで行け」と、和やかにおさまってしまいそうです。
 この日は、私の車のエンジンが止まりきらないうちに冷えたビールを手渡され、熱いボンネットの上ではちゃっかり、届いたばかりのピザが冷めずに収まっていました。





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  • 2 コメント

2 - Comments

イノシシより:

2009 年 07 月 22 日 15:07:45

楽しそうですね
私も普段から割とメキシコ人と話す機会があるのですが、彼らは本当にフレンドリーですよね!

Setsuより:

2009 年 07 月 28 日 04:04:13

イノシシ 様

コメントありがとうございます。
だれとでも、初めてでも気さくにおしゃべりができる、というのが第一の特徴のように思います。
まさにアミーゴの国。

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