ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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14日のブラジルの新聞の一面を飾っていたのは、サンパウロのカーニバルのダンサーでした

14日のブラジルの新聞の一面を飾っていたのは、サンパウロのカーニバルのダンサーでした

 ブラジルといえばサッカー。野球はどちらかといえばメジャーなスポーツではないのですが、日系社会では昔から野球が親しまれてきたそうです。
 2月14日(日)、ブラジルはカーニバルの連休で、新聞の一面は昨晩のサンパウロのサンバ・パレードの華やかなダンサーが飾られていました。
 同日、サンパウロ市内の野球場では72歳以上のオールドボーイ限定の野球大会が開かれていました。
 かつてブラジルの青空の下で草野球を楽しんだ少年たちが、今も趣味として練習を続け、週末に練習試合や大会を開いていることがあります。
 


野球を愛好する72歳以上の日本人1世や2世の選手たち

野球を愛好する72歳以上の日本人1世や2世の選手たち

 サンパウロ市にはクルーベ・ギガンテ(巨人クラブ)というスポーツクラブがあり、日系人が多く所属しています。大人から子どもまでがクラブに属し、野球やソフトボール、サッカーなどを練習しています。
 14日の試合はクルーベ・ギガンテで行われ、ジャイアンツチームを合わせて全8チーム、各地の野球クラブに所属する72歳以上の男性57人が集まり熱戦が繰り広げられていました。チームに人数が足りない時は、お互いのチームで選手を貸し借りするという心温まる一面も。80歳以上の元気な選手も活躍されていました。
 同大会は年に2回行われているとのことで、今回は9回目の大会になるそうです。


試合後の昼食に出ていた冷やしそうめん

試合後の昼食に出ていた冷やしそうめん

 サンパウロの日中は残暑厳しく、大会も強い日差しの中で行われていましたが、試合後の昼食では冷やしそうめんなども用意されていました。ブラジルの夏の太陽の下、汗を流した後に食べるそうめんは飛びっ切りおいしそうです。




試合中の一コマ

試合中の一コマ



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