ブータンから村瀬将さんが帰国
2010.02.05 up
村瀬さんは、2007年1月から国際協力機構(JICA)青年海外協力隊員としてブータンに派遣され、2010年1月に帰国しました。
幕別町役場への挨拶などを終え、4日、十勝毎日新聞社を訪れました。
英語しか話せなかったため、最初は現地語であるゾンカ語を勉強しながらの活動だったそうです。
自動車メーカー(東京)のエンジニアであった村瀬さんは、ブータンの首都ティンプーにある内務文化省政策計画局で2年間、国家レベルの情報セキュリティーの構築・運用などについて指導しました。
同国からの強い要望で、異例の一年延長となったそうです。
ブータンの経済は、観光と売電。
外国人観光客の入国は、必ず旅行会社を通じて行い、交通費、宿泊代、ガイド代、観光税などを含んだ旅行代金(1日につき24,000円程度)を前払いするそうです。
国土の99%が平地以外であるため、豊富な水量を利用して水力発電を行い、インドに電力を販売しているそうです。
10年前から力を入れているのがIT分野。若い人たちに英語教育を施し、IT企業の誘致を進めています。
隣国であるインドとの結びつきは強く、経済的な面だけでなくインドの映画など文化的な面も影響を強く受けているそうです。
ブータンの人たちの中に溶け込めにくいと聞いていたそうですが、容姿が日本人に似ているせいか、毎日ブータンの人が家に来るくらい親しくしてもらったそうです。
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