Saint Jean de Luzの魚介レストランArrantzaleak
2010.03.24 up
レストランArrantzaleakの入り口 大文字で書かれた店名はバスク語フォント
住所はCiboure(シブール)というSaint Jean de Luzとは川を挟んだ隣り街になりますがSaint Jean de Luzの駅から歩いても15分程度の近さにあります。
Arrantzaleak(アランツァレアク)とはバスク語で「漁師達」という意味で、その名前の通りここではおいしい魚介料理が特におすすめです。
(お肉のメニューもありますけどね)
太陽の光がたっぷり入って外の見晴らしも良い店内
店内は二つのエリアに分かれていて、こちらは入って左側。
この日はとても良いお天気でガラス張りの大きな窓から入る日の光が暖かくLa Nivelle(ニヴェル)川の眺めもとても綺麗でした。
海の近くなのでカモメもたくさんいます。
オーナーのラムンチョさんがお昼時間にエサの入ったバケツを持って川辺に行くのを
待ち構えていたカモメ達が一斉に飛んで寄ってくる光景はなかなか見応えがあります。
新鮮な魚介類 当日の食材を見せてもらいました
左から、スズキ、手長海老、ホタテ、ヒラメ、カレイ、サン・ピエール、黒鯛など 見るからに新鮮な素材。
このレストランにはKAYOさんという日本女性が働いてらして、その日の食材の種類説明やどういう組合せで注文するのがいいか、どのワインが合うかなどとアドバイスを下さいました。
手長海老のバターレモンソース
バスクではスペイン側でもフランス側でも良く食べられる手長海老、これは5人分。
くせのないそれでいて旨みが凝縮された上品な味のする海老です。
見た目もおもしろいのでスペインではパエリャの上に乗せられて出てくることも多いですね。
スペイン側では魚介料理は、とてもシンプルにオリーブ油・塩・ニンニクで調味されることが多いのですが、フランス側ではバターを使ってあるのでいつもと違った味覚を楽しむことができました。
Saint-Pierre(サン・ピエール) マトウダイのグリル
このサン・ピエールという魚はフランスではとても一般的に食されているものだそうですが、スペイン側バスクに住む私達にとっては初めてでした。
あっさりした白身と上に乗せられたガーリックやハーブとの調和がとてもおいしく感じられました。
気になるお値段ですが、当日はアンチョビーのマリネ、ムール貝、イワシ、ホタテ、スズキとサン・ピエールのグリル、デザート2種、白ワイン1本を5人で分けて各自コーヒー・紅茶などで一人当り35ユーロ(約4300円)
頼む量やワインによって料金は前後すると思いますのでご参考までに。
お腹いっぱいになった後は、お天気が良ければ川沿いやSaint Jean de Luzの街や海沿いを散歩して、ゆったりとした一日を過ごすというのがおすすめプランです。
Arrantzaleak
18, avenue Jean Poulou
64500 Ciboure
Téléphone : +33 (0)5 59 47 10 75
http://www.arrantzaleak.com/
この記事に載せきれなかったレストランの外観や川沿いの風景、他のお料理・デザートの写真などは
ブログへ掲載しましたので、ご興味がおありの方はどうぞそちらもご覧ください。
チキ便り~バスク地方のとある街より
http://txiki.dreamlog.jp/archives/50833324.html
http://txiki.dreamlog.jp/archives/50834422.html
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