北米の大型スーパーマーケットは日本とはまず規模が違います。
　ショッピングカートは日本のものの３倍以上の大きさ、店舗はほとんどのところで１フロアのみのだだっぴろい敷地。
　さくっとすべてのコーナーを見て歩き回るだけで軽く１時間は潰せそうな広さです。
　
　品数も多いし、一品の量も多い。そして何より、一家族の買物の量がまたすごい。
　小学１年生の子供を二人乗せられる大きさのカートにあれやこれやたっぷり積み込んだ人達の列で、レジは日曜午後ともなると長蛇の列に。
　「ほんのちょっとだけ」買う人はその横にある「20品目以下の方専用レジ」などでさくさく会計を済ませられるのですが、自分もたくさん買い込んでいるとなると、順番を待つのに軽く20分はかかるはめに。

　なので私は極力、「スーパーでの買物は日曜はしない」ルールに従っています。（忘れて買物していると悲惨な目に）

　最近、アメリカ系世界規模のウォルマートで発見したのがこちら。

　その名も「優先レジ」。

　電車やバスにある「優先席」と同じ感覚で、対象の方専用の優先レジが出来ています。
　対象の方とは、妊婦さん、お年寄りの方、障害のある方など。

　健常者、若い人たちと比べ、一般的な生活の中でさえ不自由なことやご苦労があるでしょうみなさんのために設けられた「優先レジ」。

　譲り合い精神もここまできたか！と唸ってしまいました。
　

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