imaサイトレポーターの菅谷さんが東京支社に来社
2010.08.25 up
「ima」サイトのレポーター、菅谷桂子さんがこのほど、イタリア・ローマから帰国し、23日、十勝毎日新聞社東京支社(銀座3丁目)を訪れました。
菅谷さんは東京出身。imaがスタートした2009年4月からリポーターとして活躍をされています。今回はイタリア人のご主人とお二人の息子さん(中3、中1)の4人で2年ぶりに「お里帰り」をされました。
「帯広はちょっと遠くて行けませんが、東京に十勝毎日新聞社の支社があると聞いて訪問しました」と残暑厳しい中を支社まで訪ねていただきました。
菅谷さんは元商社OL。当時、連日の残業で疲れた心身を癒そうと1週間の休みをとってフランスとイタリアを訪れました。旅先でイタリア人の明るさ、ゆっくりとした生活のリズムに魅せられ菅谷さんは、帰国後もイタリア熱は冷めず、貯金を始め、職を辞してローマに渡りました。22年前のことです。「今考えると本当に無謀の一言。若かったからできたんでしょうね(笑)」と菅谷さん。
ローマ市内で合気道の道場を経営するご主人と結婚しお二人のお子さんを育てる菅谷さんが投稿する情報は、長いイタリア生活に裏打ちされたまさに生活者の視点の内容のものばかり。
中でも2009年4月の発生したイタリア中部大地震の際はいち早くイタリア国内の様子を伝えてくれました。「涙しながらリポートしたことを覚えています。すべての国民が深い悲しみの中にいましたが、復興する過程でイタリアがひとつになったような気がしまた。」と菅谷さんはあの大惨事を振り返ります。
日本について菅谷さんは「日本人は日本の良さを分かっていないかも知れません。イタリアに比べ行政もしっかりしています。安心で安全、便利です。日本人は日本で生活する喜びをもっと感じて欲しい」と話します。
これから投稿したいテーマのひとつが「教育」。「イタリアでもいじめはあります。でもそれは10年ほど前からのこと。イタリアでの現状を伝え、読者の皆さん自身が日本の今を考えてもらえるきっかけになればうれしい」と菅谷さん。
今回の滞在は約1ヵ月で、8月31日に日本を離れます。次回帰国した際は是非、帯広に寄りimaスタッフの皆さんとお話をしたいと話されていました。菅谷さん、ローマ発のリポートをこれからもよろしくお願いしますね。ご来社ありがとうございました。
(聞き手 十勝毎日新聞社東京支社長永田耕司)
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