台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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佛光大學から見える景色

佛光大學から見える景色

 25日は、宜蘭にある佛光大學へ行ってきました。
 台北から宜蘭までは、渋滞がなければ高速バスで約1時間で到着します。しかし、写真のようなきれいな景色が拝める佛光大學の体育館までは、バスを降りてから車で約20分。

 ここまでして来る目的は、24~29日まで開催される女子バスケットボールの国際大会「佛光盃(フォーグワンべイ)」の取材です。


佛光大學の体育館

佛光大學の体育館

 これがその体育館ですが…
 どこかで見た事があるような建物ですね!

 この国際大会には、日本から山形大学の女子バスケットボール部が参加しています。
 その山形大学を率いるのは、大神訓章(おおが くにあき)監督です。

 「大神(おおが)…」と聞いて、ピンときたあなた!

 そう、現在チェコで開催中の女子バスケットボール世界大会で、日本代表として出場中の大神雄子(おおが ゆうこ)選手のお父様です。
 大神監督の奥様もチーム同行で台湾に来られていますが、チームのことだけでなく、我が子の事もあって、心配事が絶えない状態になっています。


山形大学VSマレーシア代表の試合より

山形大学VSマレーシア代表の試合より

 山形大学は、前日は開会式直後の試合で、この体育館を練習場にしている佛光大學の女子バスケットボール部に64ー76で敗れました。

 2日目は、マレーシア代表と対戦し、序盤は苦戦しましたが61-35で大会初勝利をあげました。

 ただ…

 写真を見ていただいたら分かると思いますが、連絡の行き違いでユニホームの色が被ってしまい、山形大学の選手がビブスを着用して試合をする羽目になりました。

 これも海外ならではのハプニングといえば簡単に終わってしまうのですが、選手からすればたまったものではないでしょう。


佛光大學の注目選手 陽詩慧(ヤン・シーフイ)

佛光大學の注目選手 陽詩慧(ヤン・シーフイ)

 最後に、佛光大學の北海道に縁のある注目すべき選手を紹介します。
 それが写真の陽詩慧(ヤン・シーフイ)選手です。

 「どこかで見た事がある!」と思ったあなた!

 そう、彼女は、現在北海道日本ハムファイターズで活躍中の陽岱鋼選手の妹です。
 
 彼女は、7月に台北で開催されたウィリアムスジョーンズカップでは大学生の台湾代表としてもプレーした実力の持ち主で、台湾でも度々報道されています。

 開会式直後に行なわれた前日の山形大学戦では、勝利に大きく貢献する活躍を見せ、大神監督らに鮮烈な印象を残しました。

 この陽詩慧が中心の佛光大學が、地の利を生かして優勝するか。
 山形大学がどのような健闘を見せるのか。

 今後はTV中継も予定されていますので、しばらく目が離せなくなりそうです。



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