ポーランドで出会った蜂蜜と卵黄入り温かいビール
2011.01.06 up
カフェオレに見えますが、この飲み物は一体なんでしょう?
ポーランドでは、冬になると温めたビールが好んで飲まれます。
Grzane piwo(グジャネ ピボ)と呼ばれるビールは、ピルスなどの黄色いタイプのビールに、蜂蜜もしくは砂糖、シナモンやグローブなどの香辛料を入れて、温めたビールです。
冬に体を温めるだけでなく、風邪を引いたかな?という時にもよく飲まれます。その場合、なんと卵黄まで入れてしまいます。卵黄を入れると、色が上の写真の様に濁り、まるでカフェオレのようになります。
ラズベリーシロップ入り。グラスが熱いのでストロー付き
冬のスキー場でも、休憩にはグジャネ ピボは欠かせません。甘い温かいビールを飲むと、冷えた体が一気にポカポカ、身も心もあっという間にほぐされました。日本のスキー場にもあったらいいなと思うのですが、どうでしょうか?
蜂蜜入りは少し味がきついので、個人的には果物シロップ(大抵ラズベリー)が入ったタイプは飲みやすく、お薦めです。
家でも手軽にできます。鍋にビールを注いで…
材料は、ビール、砂糖、シナモンでできます
普段はビールは冷蔵庫で冷やして飲む派の我が家でも、冬場はよくグジャネ ピボを作ります。作り方は至って簡単です。
☆鍋にビール(500ml)を注ぎ、砂糖(大さじ1お好みで好きな分量を)、シナモンを入れ、かき混ぜ、沸騰したら、すぐに火から下ろせば、できあがり!あまり沸騰させすぎると、アルコール分が飛んでしまいますので、ご注意を!
温めたワインやビールに入れる香辛料が売られています
ドイツでは、赤ワインを温めた「グリューワイン」がポピュラーで、ビールを温めて飲む習慣は聞いたことがありません。ビールのほうが安く、アルコール度数も低いので、ワインに比べると飲みやすいのではないかと思います。
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