韓国リポーター高橋さん 福島県郡山滞在中に被災
2011.03.14 up
韓国リポーターの高橋さんから、福島県郡山で被災とのメールが届きました。
高橋さんは現在帰国中で、送信の日付は3月13日午後10時41分です。
以下に転記します。
ima編集部の皆様
こんにちは。
事務所のみなさまご無事とのこと、安心しました。
私は地震のまさにそのとき、福島県の郡山にアルバイトで来ていて百貨店10階で被災しました。
ひどい揺れで、耐震の建物もひびが入り、崩れた建物もあり、断水・停電、原発の建物の爆発(郡山でも揺れを感じました)…
そして私たちは宿泊ホテル1階で避難しつつ夜を明かしましたが、1日中続く強い余震や原発への恐怖でこの2日間まともに眠れませんでした。
高速道路は災害救助車や自衛隊専用になっているようで、高速バス・新幹線・在来線もなく、私は仕事仲間たちと乗り合いタクシーで先ほど大宮まで出て今は首都圏の祖父の家に避難しています。
途中道に亀裂も入っており、ガソリンスタンドごとに渋滞もあり、郡山から大宮まで約9時間かかりました。
しかし、すでにガソリンはなくなり、明日以降は陸路での脱出も無理だろうとの話も出ています。
ほかの人たちも臨時便で福島ー千歳や福島ー羽田で脱出しています。
ただ、地元で生活しているみなさんのことを考えると心が痛みます。
できるだけ多くの人の安全と無事を祈りたいです。
韓国リポーター 高橋久美子
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タグ:東北地方太平洋沖地震
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