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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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3月18日に台北体育館で行なわれた男子・決勝戦

3月18日に台北体育館で行なわれた男子・決勝戦

 先月、台湾の大学バスケUBA(University Basketball Association)を見てきました。

 上旬は、男女の準決勝リーグ、中旬は男女の5~8位の順位決定戦と決勝トーナメントでした。

 今回は、上の写真のように主催者も超満員になると予測していなかった決勝の様子を紹介したいと思います。


明道大學(ミンダオダーシュエ)のチアリーディングチーム

明道大學(ミンダオダーシュエ)のチアリーディングチーム

 これまで紹介してきた高校バスケのHBLと違うところは、チアリーディングも審査の対象になり、最も優秀な学校は表彰されるところでしょう。

 上の写真は、今年初めて男子決勝に上がった明道大學のチアリーディングチーム。
 ハーフタイムだけでなく、フリースローが決まった後もバク宙を披露する等、選手達だけでなく場内を盛り上げました。


男子決勝のハーフタイムでは、スクーターの抽選も行ないました

男子決勝のハーフタイムでは、スクーターの抽選も行ないました

 男子決勝のハーフタイムの様子です。

 スクーター(日本のメーカーです)を抽選で1名にプレゼント、というのが、如何にも台湾らしいところです。


男子は、台湾師範大學(タイワンシーファンダーシュエ)の3連覇!

男子は、台湾師範大學(タイワンシーファンダーシュエ)の3連覇!

 上の写真は、男子決勝で3連覇を達成した直後の台湾師範大學の様子です。

 HBLと違い、紙テープはありませんが、歓喜の光景は同じですね。


決勝で敗れた明道大學のベンチ

決勝で敗れた明道大學のベンチ

 こちらは、決勝で惜しくも敗れた明道大學の選手達の姿です。

 試合終了直前、タイムアウトからフリースローに向かう際、逆転が叶わない点差の現実から、涙をぬぐう選手の姿がありました。

 試合が終了し、多くの選手がこのように涙にくれました。

 UBAに詳しい私の知人の話では、こうして選手が悔し涙を流す姿は初めて見たそうです。

 私は、準決勝リーグから彼らが泥臭く貪欲に勝利を目指す姿を見てきたので、ついつい感情移入してもらい泣きしてしまいました。

 学生達のバスケットボールのシーズンは、終わりを迎えようとしていますが、彼らの情熱にひかれていった私は、引き続き、追いかけていきたいと考えています。


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