「がんばれ、東北」チャリティー・バザー
2011.05.07 up
イベント会場入口
去る4月10日(日)にローマ大学近くで、学生達で賑わうサン・ロレンツォ地区の旧お菓子工場のロフトを利用し、「がんばれ、東北・がんばれ、日本」という東日本大震災を支援する為のチャリティー・バザーが行われました。
折り紙教室コーナーで折り紙を楽しむ子供達
日本を愛するイタリア人と、長年ローマに住む日本人の有志の間から自然に声が上がり、「日本の為に何かをしたい!」と急遽企画したバザー。今回の支援の為イベント会場を無料で提供してもらい、フリーマーケット形式で行われました。日本の小物や手作り陶器の販売、カレーや巻き寿司の販売、折り紙のレッスン、お洒落な生花の販売、指圧体験、着物の着付け、茶の湯や書道のお披露目など、盛りだくさんの出展がありました。B&Bでの宿泊券や、美術館入場券、お食事券などの豪華な賞品が当たる宝くじもあり、たくさんのイタリア人や日本人が訪れ大盛況の中終了しました。
ローマでB&Bを営む雪絵さんのフラワーアレンジメントコーナー
今回バザーの収益金は8,025.33ユーロ(約95万円)。
半額は「赤い羽根募金」に、残る半額は神戸を本拠地に阪神大震災後の経験を生かし、国内外問わずに災害援助活動を行う「被災地NGO協働センター」宛に4月22日付けで銀行振り込みの手続きがされました。
イベント収益金の宛先の連絡
このイベントについて、下記Facebookにアカウントが作られ、そこにイベントの写真や収益金の振込み手続きの領収書が公表されています。ご覧下さい。
http://www.facebook.com/pages/UN-GIORNO-PER-IL-GIAPPONE/206969799320784
カレーコーナーにて、イベント主催者の一人、大貫真弓さん
バザー主催者達の喜びはもとより、遠く離れた日本に対して、皆同じような気持ちを抱えていることを知り、痛みや不安や悲しみを共有できるよい機会でもありました。一人では何も出来ないけれど、「何かをしたい、力になりたい」という気持ちを通じて、「今自分ができること」につなげる事ができた素晴らしいイベントでした。一日も早く元気で活気ある日本に、皆でがんばりましょう。
レポーター「菅谷 桂子」の最近の記事
「イタリア」の他の記事
- 1816 ビュー
- 0 コメント
- 2016年9月(1)
- 2016年2月(1)
- 2015年3月(1)
- 2015年2月(1)
- 2015年1月(2)
- 2014年2月(1)
- 2013年5月(2)
- 2013年4月(2)
- 2013年3月(1)
- 2013年2月(4)
- 2013年1月(1)
- 2012年12月(2)
- 2012年10月(1)
- 2012年8月(1)
- 2012年7月(1)
- 2012年6月(2)
- 2011年10月(1)
- 2011年7月(1)
- 2011年6月(1)
- 2011年5月(2)
- 2011年4月(3)
- 2011年3月(3)
- 2011年2月(3)
- 2011年1月(2)
- 2010年12月(3)
- 2010年11月(1)
- 2010年10月(3)
- 2010年9月(1)
- 2010年8月(1)
- 2010年6月(2)
- 2010年4月(2)
- 2010年3月(1)
- 2010年2月(3)
- 2010年1月(4)
- 2009年11月(1)
- 2009年10月(5)
- 2009年9月(4)
- 2009年8月(1)
- 2009年7月(3)
- 2009年6月(4)
- 2009年5月(3)
- 2009年4月(9)
- 2009年3月(1)
0 - Comments
Add your comments