155メートルの海底トンネル、上海海洋水族館
2011.08.12 up
上海海洋水族館のお隣は東方明珠
先日、上海にも海水浴場はあると書きましたが、市の中心からマイカー無しで出かけるのはなかなか大変です。
そこで、車を運転しない私にも気軽に海を感じられるところはないかなー、かなりこじつけ感は否めないのですが、浦東は陸家嘴にある「上海海洋水族館」へ行ってきました。
長江の稀少な魚たち。左:トンキントゲタナゴ、右:臙脂魚
エリアは特別展示の他、中国、南米、豪州、アフリカ、東南アジア、冷水、極地、海・岸、深海などに区分されており、地上3階地下2階をエスカレーターを利用しながら進んで行きます。
まずは、絶滅の危機に瀕している中国長江流域に生息する淡水魚などの展示をみます。
サメのコーナーでは実際にサメに触れることもできます。世界のサメや卵の成長の様子もみることができるので、夏休みの自由研究のきっかけづくりに良いかも。
左:タツノオトシゴ、右:刀片魚
水槽の中を下るエスカレーターも各エリアの魚もカメラの扱いがへたくそな私は撮影技術が追っつきません。ここは動きのゆるやかな生き物でお楽しみください。
日本の魚もわずかではありますが展示があります。
※各エリアの生き物についてはぜひ公式サイトをご覧ください。
http://www.sh-soa.com/
幻想的なクラゲの世界と、海底観光トンネル
どんどん進んで幻想的なクラゲの世界をみた後は、いよいよこの水族館の目玉ともいえる海底観光トンネルへと続きます。世界最長、全長155メートルもあるそうですよ。しかし、ここをずーっとみていると酔ってしまうのは私だけでしょうか。ムービングウォークに乗ってゆっくり見学できるようになっているのですが、左にある普通の道をさっさと歩いて出てしまいました。ナサケナイ。
おみやげコーナーには謎なものがいっぱい
最後はおみやげ売り場。何やら水族館とはまったく関係の無い物がたくさん並んでいるのはご愛嬌。
ここだけでなく途中にもちいさなおみやげ売り場があるのですが、そちらの方が水族館グッズという気分を盛り上げてくれるものが豊富で、ここはもうお子ちゃまのご機嫌取りのためだけにあるようなエリア。すごく広くて迷子になりそうですよ。
参観中ずっと何か物足りなさをずっと感じていたのですが、ここには日本でおなじみイルカショーやアシカショーのような一体感を得られる空間が無いのだということに後で気がつきました(サメに触れなかったから余計にそう感じたのかも)。「見せ物」の是非はともかくとして、ここは淡々と海の生き物を見学していく水族館といえるかな。ゆえに対象年齢はちょっと大きめ、小学生以上が良いかもしれません。
*上海海洋水族館
上海市浦東新区陸家嘴環路1388号
TEL:021-58779988
参観時間:【通 常】9:00ー18:00(入館は17:30まで)
【7、8月】9:00ー21:00(入館は20:30まで)
大人:135元
子ども(身長1mー1.4m未満):90元
※身長1m未満の子どもは無料、1.4m以上は大人料金
子どものみの入館はできません
http://www.sh-soa.com/ (中国語/英語)
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2 - Comments
Setsuより:
2011 年 08 月 14 日 01:37:23
お土産のぬいぐるみ左手前が、ガチャ☆ンに見えて来ます。。。
そして、入場料が「身長による」ところが、謎!
二姐より:
2011 年 08 月 17 日 16:01:36
Setsuさん:
あー、あれにも見えないことないですね。
私はゴ☆ラとかミ☆ラかなーなんて思っていました。
子どもの身長で有料無料が決まるのは、
この水族館だけのルールではないんですよ。
地下鉄やバスなどの公共交通などでもそうなんです。
身長の数字は地域によって異なりますし、
上海はここ数年、数字をあげたんじゃないかなと思います。
以前、バスなら110センチぐらいから有料だったような記憶があるんです。
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