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台湾と日本の高校生のホームステイ交流 その6
2013.12.01 up
10月23日8:00前の様子
ホームステイ活動を終え、生徒たちが学校へ戻って来たのは学校の始業時間の8:00前。台北市立第一女子高級中學(以下、通称の北一女)の生徒たちは普通の表情でしたが、お茶の水女子大付属高校(以下、お茶の水)の生徒たちは、いつもよりも早起きしたからか、寝不足気味の表情を浮かべている生徒が多く見られました。
お茶の水の引率の先生の到着が遅れ気味だったことから、それまでは各生徒たちのホームステイ活動報告を行いました。
その内容は、
・夜市へ行っていろんな物を食べた
・日本でも人気が高い鼎泰豐で小龍包を食べた
・西門町(シーメンディン、若者で賑わう繁華街)を散歩した
といった感じで、それを両校の生徒たちが笑顔で語っていきました。
いよいよ別れのとき
お茶の水の引率の先生が到着してからは、お別れモードが一気に高まります。
校舎の入口前では、時間にして5分くらい別れを惜しむ光景が見られました。
別れのあいさつを済ませ、バスへ移動します
写真を見て気付いたのですが、このあたりから北一女の一部の生徒たちは目頭を押さえていました。
全員がバスに乗車し、ドアが閉まります
お茶の水の生徒たちが全員バスに乗り、ドアがゆっくり閉まりますが、楽しい一時を思い出し、涙ぐむ生徒が多くなりました。
最後は手を振って見送ります
バスの発車と同時に手を振って見送ります。
すすり泣きの声も聞かれ、制服の袖で涙をぬぐう生徒の姿も見られました。その後、張碧娟(ジャン・ビージュエン)校長と担当の先生たちに促され、ある生徒は涙をぬぐいながら、ある生徒は重い足取りで自分の教室へ戻っていきました。
涙を流せるのは、それだけ濃密な交流ができた証。
今回の交流活動に参加した北一女の生徒たちにとって、前日からの交流は、勉強に追われる日常から離れ、リラックスし、ありのままの自分をさらけ出せる一時だったのかもしれません。
シンデレラのように、お茶の水の生徒を見送った時点で魔法が解け、日常に戻ったような感じの光景でした。
この時、涙を流した経験は、生徒たちが成長していく過程で、どのような形で生かされていくでしょうか。
それが分かるのは、たぶん生徒たちが大学を卒業し、社会人になり、中枢を担うようになってからなのかもしれません。
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1 - Comments
石田より:
2013 年 12 月 03 日 20:39:49
写真説明を変えれば、日本に来たというストーリーでもいいくらい、違和感ないですね。
それだけに親近感が沸いてきていたのでしょう。
末永く友人でいて欲しいものです。
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