イタリア人にとって山といえば?
2013.02.01 up
イタリアにはSettimana bianca(セッティマーナ ビアンカ)、直訳すると『白い一週間』といった言葉があります。このセッティマーナ ビアンカはイタリア人の冬のバカンスの過ごし方の定番で、通常は1月から3月末頃までのシーズン中にスキーをしに出かけていきます。
イタリアの有名リゾート地の一つ、コルティーナ・ダンペッツォ
日本に住んでいた頃、私は夏になると避暑のために山岳地帯を訪れていました。東京の蒸し蒸しとした暑さから逃れて、早朝は心地の良いキリッとした涼しさに早起きをするのも楽しくて、朝のお散歩がてらに近くのベーカリーで焼きたてのパンを買って食べるのを日課としていました。
日本の避暑地として有名な軽井沢
ここイタリアでは夏と言えば日焼けがステータスですので、絶対に海!
みんな海に行って、こんなに日差しを浴びて危なくないのか!というほど
日光を浴び続けます。お昼前後の紫外線がピークになる時間でもみんな
ジリジリとした日差しに耐えていて、ほとんど根比べに思えるほどです。
イタリアでは日焼けは生活に余裕がある証拠という、ステータス。。。
そういえば以前に一度、主人に頼んで夏の山に連れて行ってもらいました。結構人出もあったので、ああ、やはりイタリア人も山に避暑にくるのね、と思っていたのもつかの間、ここでもみんなどこからかビーチチェアを引っ張りだしてきて、日差しの取り合い合戦が繰り広げられていました(笑)イタリア人は山も日焼けする場所として考えるのですね。
レポーター「ミカ ガリアーノ」の最近の記事
「イタリア」の他の記事
0 - Comments
Add your comments