縁起担ぎは大晦日の夜に
2014.01.05 up
コテキーノ
イタリア人は一般的にカポダンノ (capo d\\\'anno = 元旦) は、大晦日の夕食からどんちゃん騒ぎをしながらカウントダウンをして、元旦は普通の祭日として過ごす人が大半です。大切なのは「新年が始まる瞬間」であり、縁起担ぎが大活躍するのは大晦日の夜です。
まず「男女共に何か赤色物を身に着ける」のは基本中の基本です。
次に年越しのお食事のメニューに欠かせないのが、レンズマメとコテキーノ(豚肉の腸詰)もしくはザンポーネ(豚肉の豚足詰)です。何故か?レンズマメはお金(金貨)で、豚足と一緒に食べることで「お金をかき入れる」ことになるからです。
南イタリアや狩猟をする人達の間では、新年と同時に銃器で空砲を空に向けて撃つ習慣がありますが、実際には空砲ではない場合が多く、残念な事故が毎年発生してしまうのはびっくりです。
レポーター「住江 美緒」の最近の記事
「イタリア」の他の記事
タグ:正月の縁起物
- 1654 ビュー
- 0 コメント
0 - Comments
Add your comments