イタリア

イタリア:ローマ

菅谷 桂子(すがや けいこ)

職業…主婦
居住都市…ローマ(イタリア)

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

サン・ピエトロ寺院広場前でバチカン刊行新聞を広げて

サン・ピエトロ寺院広場前でバチカン刊行新聞を広げて

教皇ご自身が退位することの重大さを一番痛感し、ラテン語の表明の中でも許しを聞いています。我々にとって突然な事でしたが、退位を復活祭が終わる迄待てなかったほど、決断までの教皇の苦悩が垣間見られます。イタリアを初め世界の首脳陣達は、この決断に勇気と尊敬の念を感ずるコメントを発表しています。


バチカン市国内サン・ピエトロ寺院広場脇のキオスク

バチカン市国内サン・ピエトロ寺院広場脇のキオスク

同時にイタリアは、昨年12月8日に内閣総辞職、2月24/25日と総選挙が待ち構えています。
不思議なことに総選挙と教皇選出、まさにイタリアはW選挙の春を迎えようとしています。総選挙によりイタリア政治一新?財政緊縮案による増税、消費低迷、失業者増加と課題も多い中、各政党は票取りのため公約を弾丸のように提案しては、時にライバル政党を挑発しあう醜い状態です。ローマ市内にあるバチカン市国も、新教皇を選出し、近年カトリック教会が抱える問題を整理し、新たに取り組まなければなりません。


キオスクにてバチカン刊行新聞の増刷版を買いに群がる客

キオスクにてバチカン刊行新聞の増刷版を買いに群がる客

一夜明けた12日のサンピエトロ寺院界隈は、世界各国から集まる報道陣が、広場外の通常タクシー停留所にテントをはり、新教皇選出までの動きを伝えようと待機しています。


バチカン刊行新聞を購入できて満足する男性

バチカン刊行新聞を購入できて満足する男性

バチカン市国内の郵便局の脇にあるキオスクでは、バチカン市国刊行新聞“オッセルヴァトーリオ・ローマノ”が、12日発売日朝9時の時点で完売。町中のキオスクでも完売する中、人々がこの新聞を捜しに集まってきました。10時に増刷版が販売されるのを待ち、キオスクに人だかりの様子が伺えました。


ベネディクト16世が教皇選出前の枢機卿時代の住居の入口

ベネディクト16世が教皇選出前の枢機卿時代の住居の入口

このニュースと共に、マラキ預言なども浮上しながらも、“トトカルチョ”サッカー勝敗予想ならぬ“トトパーパ”新教皇予想が始まりました。


レポーター「菅谷 桂子」の最近の記事

「イタリア」の他の記事

  • 1182 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website