日本の友人に「ドイツのお土産、何がいい？」と聞くと、「ザウアークラウト！」とリクエストされることがあります。酸っぱくて、独特の匂いがあるけれども、ついつい癖になってしまうザウアークラウト。ソーセージや薫製肉の付け合わせに出されるドイツの代表的な発酵食品です。　

スーパーの販売コーナーには、瓶詰め、缶詰、袋詰めなどずらっと色々な種類のザウアークラウトが並びます。最近ではサラダ、グラタン、スープなどそれぞれの料理用途に分かれたザウアークラウトも売られています。

最近見かけてとても気になっていたのですが、まだ買った事がなかった「ザウアークラウトジュース」をこの機会に思い切って試してみました。まさに酸味と塩気が凝縮されたそのままの味で、直接飲むのは個人的にはきつかったので、何かと薄めて飲んだり、料理の隠し味に使ってみるなどと考えてしまいました。便秘の時に飲むと良いということです。

南ドイツではザウアークラウトは、ジャガイモから作られるニョッキに似た細長いSchupfnudeln（シュプフヌーデルン）とベーコンとタマネギと一緒に煮込んで出される事があります。寒い冬のクリスマスマーケットの屋台で、熱々に煮込まれたこの料理を食べると、体が温まっておすすめです。

レポーター「上原 飛鳥」の最近の記事

• 医療用マスク着用が義務化　ドイツ２月半ばまでロックダウン
• 地元を再発見する夏休み
• 16歳の誕生日　ビール解禁！

「ドイツ」の他の記事

• 医療用マスク着用が義務化　ドイツ２月半ばまでロックダウン
• 地元を再発見する夏休み
• 16歳の誕生日　ビール解禁！