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私の部屋から眺める 干し柿のカーテン
冬の楽しみといえば、たくさんのおいしい干し柿を作ること。うちの畑には、柿の木があることから、干し柿も自家製。干し柿にするため、皮むきの手伝いをしたところ、トロリととけそうな、いかにもおいしそうな柿を発見。
「おぉ。おいしそうに熟しているぞ!」と、そのままガブッ!!!
一瞬、舌がびっくりし、味覚機能がまひ。シュワジュワーっと口に広がる、何にも例えがたい苦さ。まずいとか、渋いという表現を超えて、舌がびっくり。「ひょえぇーぇーー!!」(私の舌の声)。一瞬渋さにびっくりして、ひるんだ舌だったが、5秒後くらいにわれを取り戻し、ベロっと柿を吐き出した。
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渋柿の皮をむき、干し柿へ 中にはおいしそうに見える渋柿も
食べ物を通した苦い経験で、はじめて得た知識。「干し柿にする渋柿は本気で苦く、全力で渋い」
干し柿にする柿は、いつも食べている甘柿とは見た目も味も全然違う。甘柿が丸い形をしているのに対し、干し柿用の渋柿は、すこし先が細長い。ご存じの通り、干し柿は渋柿を乾燥させ、渋みをなくし、甘味が強くなった柿。その味わいも触感も甘柿とはまた異なる。いくら、熟し、甘そうに見えても、渋柿は渋柿。結論、上記の通り。得た知識のごとく。
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こちらは甘柿。柿のお尻がとがっていないのが特徴
渋柿を「おいしそう!」と、食べた世間知らずな私…。いや、「渋柿」と、頭では分かっていたけど、トロンと熟した渋柿をみたら、味見せずにはいられなかった。そんな、食べ物・果物をめぐる苦い経験、あなたにもありませんか?
冬の楽しみを味わうはずが、とんだ苦い経験になったとさ。
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わが家は今日も柿日和
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タグ:冬の楽しみ,
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