台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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バスが到着し、迎える時の様子

バスが到着し、迎える時の様子

 これまで、いくつもの高校の交流活動の様子を何度も紹介してきました。ただ、全部全日制の普通科の学校でした。

 今回は普通科高校ではなく、職業学校の交流活動の様子を紹介します。

 台北市立士林高級商業職業學校(以下、士林高商)は、1951年5月に「台北市立初級商業學校」として創立、81年8月21日に現在の名称になりました。学科は、全日制の商業経営科をはじめ、応用外語科、会計事務科、広告デザイン科、情報処理科、国際貿易科と定時制の応用外語科で構成されています。

 以前紹介した台北市立景美女子高級中學の黄贇瑾校長は、先代の校長として2007年8月~14年7月に務めていました。


歓迎式前のアイスブレイク

歓迎式前のアイスブレイク

 士林高商と共愛学園高等学校(以下、共愛学園)は11年から交流活動を行っていて、今年で8回目を迎えるまでになりました。第1回の交流活動に参加した共愛学園の生徒の方の中には、現在、共愛学園の教師として勤務している方もいるそうで、私自身期待して訪問しました。


歓迎式の様子

歓迎式の様子

 歓迎式では、両校の代表あいさつに加え、生徒代表のあいさつ、士林高商の学校紹介が行われました。

 生徒代表のあいさつは、士林高商側は日本語、共愛学園側は英語でしたが、どちらも緊張気味。加えて、士林高商の生徒は、あいさつの後の英語の歌も自信なさげに見えたので、担当の先生に話したら「このような経験を積んで、少しずつ成長につなげてもらえれば」ということでした。


つり飾りの製作

つり飾りの製作

 メインの交流活動は、伝統的なつり飾りの製作作業。両校の生徒たちがお互いに協力し合いながらの作業でしたが、今まで見てきた交流活動と比べるとややおとなしめ。英語がバンバン飛び交うようなものではなく、比較的静かに手を動かしている感じでした。


先生同士の交流の様子

先生同士の交流の様子

 製作活動の後は、生徒たちは学校内の見学。

 先生たちは、士林高商の国際交流活動の足跡をたどっていました。見ていると、日本の学校との交流が多く、以前紹介した秋田県立角館高等学校とも交流していたことも分かりました。共愛学園関係では、過去の交流活動の写真を見ながら、撮影当時のことを思い出していました。その際出てきたのが、前記の第1回の交流活動の話。その参加者の方の一人が共愛学園の教師として母校に帰ってきていることから、「10回目の時(2年後)は、交流活動の引率の先生に加えよう」という話も出ていて、「より有意義な交流活動にしていこう」という思いも伝わってきました。

 終了後は、帰り支度をしながら用意されたパールミルクティーに舌鼓を打ち、別れを惜しみながら共愛学園の生徒たちはバスに乗り込んでいきました。

 見送りの際、共愛学園の生徒たちはバスの中から身を乗り出さんばかりに大きく手を振っていました。様子を見ている限り、英語でのコミュニケーションが難しいように見えましたが、お互いに伝えたいことはしっかり伝わっていたようです。その辺りは面白くもあり、不思議な部分でもありました。

 これまで見てきた学校とは違い、新鮮で新しい発見があった交流活動でした。


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