11月から上映中の映画、英国系ロックバンドクイーン（Queen）をテーマにした「ボヘミアン・ラプソディ」が人気だそうですね。

　クイーンのボーカルで、1991年11月24日に45歳という若さで亡くなった、フレディ・マーキュリーを演じた俳優のラミ・マレックが本物のフレディ・マーキュリーにそっくりだとか、ライブのシーンが大迫力で本当にライブの場にいるようだとか、いろいろと話題の映画のよう。

　私のように「ロックミュージックは興味があまりないなあ」という人でも、映画タイトルになっている「ボヘミアン・ラプソディ」をはじめ、「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などヒット曲が多い上、日本でもドラマの主題歌やTVコマーシャルなどでよく使用されてきていることもあり、「この曲聞いたことがある！」というおなじみの曲が多いロックバンドだと思います。

　さて、英国ロンドン発のロックバンドなのですが、ここスイスにクイーンとそのメインボーカルであったフレディ・マーキュリー由来の場所があり、博物館もあるのです。

　その博物館「クイーン・スタジオ・エクスピリエンス（Queen the Studio Experience）」があるのは、フランス語圏ヴォ―州（Vaud）にある、モントルー（Montreux）という町のカジノ内です。

　というのも、以前このモントルー・カジノ内には「マウンテンスタジオ」という音楽スタジオがあり、ここのスタジオをクイーンが１９７９年から十数年間所有し、ここで作曲やレコーディングを行ってきたからです。

　その後2013年の終わりにミュージアムとしてオープン、内部は当時使われていたレコーディングルームや、ライブでの衣装、当時発売されていたレコード、歌詞の手書き原稿などが展示されています。

　映画を見た後で、この博物館を訪れてみたら、もっとクイーンのことが身近に感じられそうですね！

＜クイーン・スタジオ・エクスピリエンス（Queen the Studio Experience）＞
住所/　Casino Barrière de Montreux　
　　　Rue du Théâtre 9, 1820 Montreux, Switzerland
開館時間/午前10時半～午後10時まで（年中無休）
入場料/無料

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