台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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「買2送1」は「2つ買ったら1つサービスします」の意味です

「買2送1」は「2つ買ったら1つサービスします」の意味です

 大挙来日する中国人の「大人買い」を軽く超えた「爆買い」によって、日本でも知られるようになった旧暦のお正月に当たる「春節」。台湾も同じで、この「春節」の時期は、旧暦の1月1日に当たる2月16日の前の15日から20日まで、政府が祝日と定めています。そのため、日本の年末年始の雰囲気が漂う時期は、台湾の場合、この旧正月休みの連休の1カ月前くらいになります。

 今までの台湾生活の中で、「新春の訪れ」を感じさせるものといえば、「年貨大街」という年末年始の上野のアメ横をほうふつさせる大売り出し。以前は、下記URLで少し紹介しましたが、今回は世界貿易中心1号館(以下、世貿1館)で1月18~22日に行われた「年貨大街」の様子を紹介します。

http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201122224858


場内を上の階から撮影

場内を上の階から撮影

 世貿1館の年貨大街は、毎年旧正月前に5日間行われ、併せて「贈り物展」も開催しているので、週末になると多くの来場者でにぎわいます。入場無料というのも魅力の一つ。特に買い物をしなくても、気軽に訪れることができ、食品を扱うブースを回って、「試食コーナーグルメ」ができるのが個人的にはいいと思っています。

 そのためか、人気がある試食コーナーは、買い物をしなくても多くの人が集まります。それがさらに客を呼び、全体の商売につながっている、という感じでした。


この人だかりは…

この人だかりは…

 今回の「年貨大街」で、特別目を引いたのは、雲林から出張してきた北港朝天宮。日本にいた頃は想像できなかったものですが、雲林まで行かなくても北港朝天宮でお参りできるのは、台北っ子たちには魅力的に映ったようです。


少年による三太子の公演

少年による三太子の公演

 出張寺院の前では、台北地区の寺院から応援に駆けつけた方たちによる音楽の演奏や、上の写真のような少年による三太子の公演も行われました。
 上の写真の左におみこしがあるのですが、この下をくぐって神様のご加護を祈る方も多くいました。


何を祈ったのかな…

何を祈ったのかな…

 出張寺院でも、通常の寺院でも、お祈りする姿は同じ。厳粛な雰囲気に包まれました。

 有名な迪化街も悪くないですが、もっと気軽に台湾の年末年始を堪能したい方は、こちらも悪くないと思います。


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