台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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模擬国連のセミナーの様子

模擬国連のセミナーの様子

 過去2年、台北市立第一女子高級中學の中学生向け模擬国連と生物学のセミナーの様子を紹介し、多くの方に見ていただきました。

 今回は、台北市立中山女子高級中學(以下、中山女高)で行われた中学生向けの国際教養セミナーの様子を紹介します。


手書きでネームプレートを準備

手書きでネームプレートを準備

 セミナーの名称は「楓城使者營」。中山女高で2004年から設立された「楓城使者團」という来賓の接客、学校の広報活動などを担当する生徒代表たちが学校のサポートを受け、行っているもので、今年で5回目を迎えました。

 セミナーは2日間行われ、初日はゲームをしながら英語を学ぶプログラム、舞台で大勢の人の前で話すために必要なことや未来へ向けての目標設定の仕方を教えるプログラムがあり、学校の教師が指導を行うものもあります。

 私は2日目の様子を見てきましたが、最初は初日のプログラムを振り返り、自己PRの方法を指導し、その後、模擬国連に関する説明と簡単な体験を行いました。

 模擬国連のセミナーは、「同性婚」を題材に、 六つに分かれたグループごとに立場を表明するスピーチを体験しました。英語が得意なのか、しっかり話せている参加者もいれば、発音はぎこちなくても、持ち前の度胸を生かして周囲を引き付けた参加者もいました。


英語のゲーム

英語のゲーム

 英文読解のセミナーでは、facebookの情報流出に関する報道の文章を講師役の1年生の生徒たちが読解法を指導しました。

 その後は、3カ所に分かれて英語を使ったゲームを行い、英語に慣れる時間をさらに増やしていきました。

 


2日目午後のプログラム

2日目午後のプログラム

 午後は、これまでの成果発表ということで、各グループが英語を用いた劇を行いました。

 個人的には、劇の内容以上に参加していた男子中学生たちが女子の多さに圧倒されたのか、恥じらいのようなものがあったのか、ややおとなしかったように見えました。

 


閉会式の様子

閉会式の様子

 成果発表終了後は、閉会式が行われ、学校の先生も訪れ、参加者たちをねぎらいましたが、そのスピーチも英語。英語が大好き、英語漬けになりたい、そう思う中学生にはうってつけではないかと思えるようなセミナーでした。
 
 セミナーは中学生向けですが、様子を見ていると、中山女高の生徒たちにとっても、自身の学習成果、培ってきた経験を発揮する場として機能しているようです。

 管理部門の担当は2年生ですが、一部セミナーの講師、進行役は1年生。2年生は1年生と中学生たちの様子を客観的に見ることができ、自身の成長の過程を振り返ることができるようです。

 英文読解のセミナーの講師、進行役の1年生は、事前に2年生の先輩たちのチェックを受けるそうで、そこで自身の足りない部分を知る機会になっています。

 担当の生徒に話を伺ったら、このような答えが返ってきました。

 参加している中学生だけでなく、高校生自身にも教育的意義、効果があると感じた国際教養セミナーでした。


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