トゥルーズ地図写真展 2018
2018.06.03 up
「トゥルーズ 地図写真展 2018」の様子
10周年を迎えるトゥールーズ地図写真展(Le Festival de photo MAP Toulouse)が5月20日、大盛況のうちに幕を閉じました。
この写真展は、市民のみんなに公募で出展を募り、アマチュア・プロを問わず、写真家がえりすぐりの作品を出展したものです。5月の1カ月間にわたって開催されました。
テオ君のメモ帳(ブルキナファソで初めて会った日に見せてもらったのと同じメモ)と写真展の額
今回はこの写真展に出展したトゥルーズ在住の戦争写真家テオ君を紹介します。ブルキナファソにいる間、友達を通じて知り合った友人です。ブルキナファソで起こったクーデターの様子を世界に発信するなどして活躍していたプロの戦争カメラマンです。
彼の作品の特徴は、コラージュと文字。モノクロに切り取られた写真やびっしりつづられた文字。実は小さな手のひらサイズのメモ帳をいつも持ち歩いていて、そのときに思いついたイメージをその場でメモして作品に残していくのです。
写真展の元であるメモ帳は、初めてテオとブルキナファソで会った日に見せてもらっていました。
メモ帳を額の上に置いてみるテオ君
私もテオ君と同じ国、同じ時間を生きてきて、似たような景色を見ていたので、彼の小さなメモが大きな作品となったこと、それらがフランスの人たちに鑑賞されているのを見て感無量。
ブルキナファソは仏領アフリカの一つですが、フランス人の中には「ブルキナファソってどこ?」って聞くくらい、知名度が低い国なんです。
お客さんは思い思いに意見を交わしたり、写真を撮影したりしていました。
私のお気に入り
とにもかくも、テオ君の写真を通し、フランス・トゥルーズでブルキナファソの思い出に花を咲かせることになった一日。
テオ君、お疲れさま!
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タグ:写真展
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