私が一番得意なこと、アートに関わること。

　ブルキナファソや東京在住の頃は、イラストを描く余裕がなかったけれど、フランスで美術関係の人たちや美術館巡り、美術の講義を受けて、何だか絵を描きたい気分になり、久々にイラストを描いてみました。

　これが意外や意外、フランスの友達たちに大ウケ。「さすが、美術専攻」
「さすが、元中学校の美術教員」「さすが、ドラゴンボールやワンピースの国、漫画大国で生まれ育った日本人だ！！！　すっげー。すっげー」

　あのぉ…。鹿児島大学の美術授業では、こんな漫画、習ってませんよ。それから、日本人だからといって、みんな漫画オタクではありませんよ。さらに言うと、美術の先生たちは、もっと本気で絵を描けますからねー。

　このレベルは、今、私が塾で担当している中学2年生レベル以下（漫画が得意な女の子たち）。私が高校の実習にお邪魔した相模原市の某美術専門コースは、このレベルはさっぱり論外。

　でも、とりあえず、１週間で20枚くらい、この手のイラストをバーッと描いてみました。所要時間は1枚当たり２時間くらいです（デッサンだけだったら、30分間。でも、色塗りとかで時間が取られる）。

　受け取ったみんなは本当に喜んでくれて、お返しを頂いたり、パーティーに招待してくれたり。自分が想像以上に反響が大きかったのは言うまでもありません。

　フランスでイラストレーターデビューするとは思っていなかったし、自分のレベルがこんなに評価されるとも思ってもいなかった…。漫画が好き、絵が得意って、たまにはいいことがあるんですねぇ。

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