人工中絶を訴える女性がナイフで刺される
2018.08.10 up
引用元:https://www.biobiochile.cl/noticias/nacional/region-metropolitana/2018/07/25/comienza-marcha-por-el-aborto-libre-en-las-calles-de-santiago.shtml
先日は、チリ・サンティアゴの旧市街で女性の人工中絶を認めるためのデモが行われました。
チリは、カトリック教徒の国ということもあり、人工中絶を法律で禁止しています。たとえおなかの中の胎児に重い障害があり、生後間もなく死んでしまう可能性があると分かっていても、レイプされた女性が望まぬ妊娠だったとしても、法律で禁止されているためチリでは人工中絶ができません。
引用元:https://www.biobiochile.cl/noticias/nacional/region-metropolitana/2018/07/25/comienza-marcha-por-el-aborto-libre-en-las-calles-de-santiago.shtml
そのため、時には病院ではなく自宅に人工中絶の施術をする人を呼んで、やむを得ず隠れて人工中絶をする女性もいるといいます。隠れて中絶をした女性の中には、施術がうまくいかず亡くなってしまう女性もいるそうです。
現在、世界的にフェミニズムの波が押し寄せていますが、チリも女性たちが声を上げて、自分たちの権利を主張しています。
事件の翌日にプラザイタリアで、若い男女が集まり保守派に対抗するメッセージを訴えました
そんなデモの最中に何とデモ参加者の3人の女性が、反対派にナイフで刺されて病院へ運ばれる事件が起きました。事件の次の日には、サンティアゴの中心地に位置するプラザイタリアで、若い女性と男性が報道陣の前で再度フェミニズムを訴えました。
現在のチリ大統領は右寄りのため、保守派の力が国全体的に強い印象です。世界的な女性の権利を訴える波は、どれだけチリでも影響を持って変化を与えていくのでしょうか。
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