台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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歓迎会の様子

歓迎会の様子

 1年前、台北市立第一女子高級中學(以下、北一女)と大阪府立天王寺高等学校(以下、天高)の交流活動の様子を紹介しました。昨年10月には、天高の修学旅行の団体も北一女を訪れ、両校の交流も活発化してきています。

 今年も、北一女の科学展に出展するなどの交流活動を行うため、2月26、27日に天高の生徒代表の訪問しました。

 今回はその様子を紹介します。


科学展の展示の様子

科学展の展示の様子

 まずは、歓迎式。

 おなじみの学校紹介や両校代表のあいさつでしたが、記念品贈呈で天高側が用意した猫の記念品には、北一女側から歓声が上がっていました。

 その後、午前は科学展に参加。

 展示物は、北一女からは冬休み期間中に行われた台湾國際科學展覽會に出展して入賞した作品、天高からはVRを使ったものが目を引きました。


均等に集まる北一女の生徒たち

均等に集まる北一女の生徒たち

 昨年、天高の男子生徒に人が集中した反省から、今回は2年生の理数系の選抜クラスの2クラスの生徒に絞り、分散するように行いました。


午後の化学の体験授業

午後の化学の体験授業

 午後は、化学の体験授業。
 染色に始まり、紙おむつの給水材に使われる高分子ポリマーを使って、ジェルを作り、そこに染料を加えてパートナーと共にアート作品を作る作業を行っていました。


2日目は台北市内の散策、台湾大學の校内であるグループと道路越しに遭遇

2日目は台北市内の散策、台湾大學の校内であるグループと道路越しに遭遇

 2日目は台北市内の散策。
 生徒たちは、両校の生徒5~6人一組で行動し、私は先生たちと一緒に行動しました。

 先生たちと向かったのは、國立台湾大學。校内の散策、大学の歴史を紹介する校史館を見学し、11:30頃、北一女に戻りました。


 今回、校内の科学展で台湾國際科學展覽會に出展した作品は、いずれも大学レベルの内容で、「高校生がどうやってこのテーマにたどり着いたの?」というものばかりでした。
 気になって、質問しましたが、返ってきた答えは「勉強していて、たまたまそこにテーマがあったから」という感じのものばかり。3月上旬に開催された台北市の高校博覧会で、同様の展示を行っていた他の学校の生徒にも話を聞いてみましたが、返ってきた答えは北一女とほぼ同じでした。

 また一つ、追いかけて調べてみたいものができたような気がしました。


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