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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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元々上部には「Telephone(電話)」の文字があったのが、今は「Defibrillator(除細動器)」に。

元々上部には「Telephone(電話)」の文字があったのが、今は「Defibrillator(除細動器)」に。

 年々数が減っていく公衆電話。

 今は多くの人が携帯電話を持っていますから、公衆電話の出番が少なくなっているのは、日本のみならず世界中の現象なのでしょうね。

 公衆電話に反比例して、年々設置数が増えているのがAED。心不全などで突然倒れた人を救助するための救命装置です。AEDはAutomated External Defibrillator(オートメイテッド・エクスターナル・デフィブリレータ)の略で、実を言えば使い方をまだ知らない私なのですが、例えばもし道で倒れた人がいて、この装置についているパッドを胸部につけたら、装置が自動的にショックを与えるべきか否か判断してくれるそう。

 医療関係者ではなくても、私たち一般人が使いやすいようになっているのですね。


中をのぞいてみたら、ちゃんとAED装置がありました!

中をのぞいてみたら、ちゃんとAED装置がありました!

 日本を歩いていても、ヨーロッパの街を歩いていても、AEDの装置が入った収納箱が、町の学校や幼稚園、公民館など市民が利用する場所はもちろん、壁などに設置されていたりするのが、今や普通のこととなりました。

 さて、話を公衆電話に戻します。
先日、英国のお隣の国であるアイルランドの街をぶらぶら歩いていたら、時々見かけたのが「電話ボックス」に収納されたAED装置!

 電話ボックスが無駄にならないし、AED装置の場所もすぐに分かるので、緊急時にすぐ利用できそうだし――と感心な「再利用」方法だと思ったのでした。





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