台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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たこ焼きと焼きそばの屋台

たこ焼きと焼きそばの屋台

 3月19日からの入境規制により、私自身、日本への一時帰国がままならない状態に陥っています。昨今の世界各地での感染拡大を受け、12月1日からさらに厳しい入境規制が設けられそうで、一時帰国がさらに遠のきそうな予感です。

 そうなると、どうしても恋しくなってしまう日本の味。台北市内に行けば日本料理を出すお店もたくさんあるので、以前ほど恋しくなることはありませんが、さすがに長く帰っていないと、「日本で…」という思いが強くなることもあります。

 その中で、最近子どもの頃の懐かしい味に出会うことができたので、以下紹介していきます。


お好み焼きの屋台

お好み焼きの屋台

 今年も恒例の新北市のクリスマスランドが11月13日に始まりましたが、そこの会場にある屋台で、偶然見つけたのが上の2枚の写真です。

 お好み焼き、たこ焼きと焼きそばの合同屋台ですが、そこの店頭に並んでいたのは…


日本製のマヨネーズとソース!

日本製のマヨネーズとソース!

 日本製のマヨネーズとソースでした。

 更に気になって屋台の様子を見ていたら…


手つきもしっかりしていました

手つきもしっかりしていました

 調理時の手つきも、子どもの頃、お祭りの屋台で見たものと同じ。

 台湾では「日式」と呼ばれる「日本風」の料理も存在しますが、厳格に見ると日本のものとはかけ離れた味になっていることがほとんど。それだけにこの2つの屋台は「ハズレがない!」と確信していました。


日本のたこ焼き

日本のたこ焼き

 焼きそばとお好み焼きは、味もさることながら調理法もしっかりしていて、日本で子どもの頃に堪能した味そのものでした。

 たこ焼きも、台湾の屋台で食べる「章魚焼(たこ焼きの中国語)」と違い、粒も大きく、中に入っているたこも食感が感じられるくらい弾力があり、「そうだよ、これだよ! これ!」と叫びたくなる味でした。

 この2軒の屋台で3種類の味を堪能し、懐かしさのあまりに泣けてきそうになりました。同時に「まだ日本に帰らなくても頑張れるぞ!」と希望をもらったような気がしました。

 この2軒の屋台は、MRT、鉄道、新幹線(高鐵)の板橋駅前にある「站前廣場」会場のミニバイキング乗り場の前にあります。新北市クリスマスランドの会期中の11月13日~来年1月3日の営業です。

 子ども頃に帰りたい在台日本人、日本の味が恋しくなっている台湾人には、是非行っていただきたいところです。


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