台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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試食したタピオカピザ  *日本でいうLサイズで150元(約541円)

試食したタピオカピザ  *日本でいうLサイズで150元(約541円)

 毎年11月に開催されるコーヒーがメインの総合展覧会。過去にも紹介していますが、お酒やお茶の展覧会なども同時開催していて、試食が充実しているのが魅力です。

 2019年は日本のブームに引っ張られたのか、タピオカ関連のブースとものが目立ちました。また、花蓮縣がコーヒーとお茶の展覧会で存在感を見せていたので、その様子を紹介します。

 まずは、上の写真。
 写真を見せるたびに、いろんな方から「タピオカピザ、おいしいの?」と質問を受けるので、こちらでご返答いたします。

 「新しい味、新しい食感を見つけた」というのが正直な感想です。
 「おいしい」、「まずい」は言いません。


黒糖タピオカラテ90元(約325円)

黒糖タピオカラテ90元(約325円)

 もう一つ、試飲してみたのが上の写真の黒糖タピオカラテ。
 こちらは黒糖の甘さと、コーヒーの苦味がぶつかり合うような感じがあり、好みが分かれる印象を受けました。

 ここのブースでは、他にも黒色のアイス「Black Geisha」(120元、約433円)も販売していて、長い列ができる人気ぶりでした。


花蓮縣が出店したコーヒー豆の生産者のブース

花蓮縣が出店したコーヒー豆の生産者のブース

 コーヒー展には、産地として有名な中南米などのブースの他、台湾産コーヒーのブースの出展もありました。

 その中で目立っていたのが、花蓮縣のコーヒー豆の生産者が集まったブース。花蓮縣の後押しを受けての出展です。
 その中には、生産に携わる日本人の方もいらして、花蓮縣のコーヒーをPRしていました。

 それ以上に効果があったのは…


花蓮縣の徐榛蔚(シュー・ジェンウェイ)縣長

花蓮縣の徐榛蔚(シュー・ジェンウェイ)縣長

 2018年の選挙で当選した花蓮縣の徐榛蔚縣長の視察。

 観光業の促進の一つとして、観光スポットのクーポン券も付いているコーヒーパスポートという小冊子のPRが視察の主たる目的ですが、話を聞いていると、今回の出展を後押しし、参加している業者さんの移動と滞在にかかる経費も補助しているということでした。


移動して、お茶のブースにも

移動して、お茶のブースにも

 徐縣長は、コーヒーのブースでの活動を終えてから、お茶の展覧会会場に移動し、花蓮縣の生産者が集まるブースを視察していました。一軒一軒周り、目線を合わせて意見交換を行い、自治体としての力の入れ方が過去とは違うというものをうかがわせました。

 これを機に、花蓮縣の観光業だけでなく、花蓮縣のコーヒー豆や茶葉の産業がどのように発展していくか、注目していきたいと思いました。


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