台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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試合中の攻防

試合中の攻防

 過去何度も紹介している高校バスケのHBL。昨年10月下旬からHBLの予備予選が始まりましたが、アツい戦いは日本の高校バスケのインターハイやウィンターカップと変わりません。

 今回は、昨年11月24日に行われた男子予選で見たあるチームの様子を紹介します。

 台北市立成功高級中學(以下、成功高中)は、同じ台北市内の台北市立建國高級中學と同じ男子校で、進学が難しいとされる高校です。

 HBLには2010年代に入ってからエントリーしていますが、予備予選を突破するのも一苦労で、予選進出も知る範囲で過去1回あっただけでした。


日頃のうっ憤を晴らすかのように盛り上がる応援席

日頃のうっ憤を晴らすかのように盛り上がる応援席

 そのため、今回予選進出を果たしても評価は高くなく、予選敗退の筆頭候補と見られていました。

 実際、予選ではいいところなく2連敗し、最終日を迎えていました。
 相手は、過去準決勝リーグに進出したことがある新竹市にある私立東泰高級中學(以下、東泰高中)。

 成功高中の不利な試合展開は、試合開始前から予想でき、実際序盤から東泰高中が最大で10点差以上をつけリードし、主導権を握りました。


劣勢を少しずつ挽回し…

劣勢を少しずつ挽回し…

 主導権を握られながらも前半を32ー38で折り返し、第3クォーター(以下、Q)はつかず離されずの展開で48ー53で終え、第4Q中盤に逆転に成功。

 応援に駆けつけた多くの学校関係者(主に在校生)たちが、日頃の鬱憤を晴らすかのような大歓声をあげていました。


盛り上がるベンチと応援席

盛り上がるベンチと応援席

 成功高中がリードを保った状態で残り時間が2分を切り、ベンチも応援席も一体になって勝利の機運が高まっていきました。

 そして…


歓喜の瞬間

歓喜の瞬間

 試合終了と同時にベンチの選手たちがコートに駆け込み、上の写真のような歓喜の瞬間が訪れました。試合後の様子を見ていると、涙ぐんでいる選手もいて、チーム初の二次予選進出の喜びを噛みしめている様子でした。

 台湾の記事を拾い読みしていると、朝は5:30起床で6:00に練習開始(8:10~17:10は授業時間)、夜は23:00以降に床に就き、週末、祝日は授業の補習を行うという生活サイクルのようです。その環境の中で、選手たちが執念と気迫を見せた末の結果だったと思います。

 12月下旬に高雄で開催された二次予選は、残念ながら1勝もできず全敗で敗れた成功高中。チームだけでなく、選手たちは大きな成果を得て、次のステップに臨めることを祈るばかりです。


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