ドイツ

ドイツ:バーデン・バーデン

上原 飛鳥(うえはら あすか)

職業…旅行会社
居住都市…バーデン・バーデン

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ドイツでは新型肺炎の感染者数が6000人を上回り(3月16日時点、ロベルトコッホ研究所より)、欧州各国同様に今後さらに感染が広まる恐れがでてきています。ロベルトコッホ研究所によれば、ドイツ全ての州で感染者が確認され、特に感染者が多いのが、ノルトラインヴェストファーレン州で、2月末に行われたカーニバルで集団感染が起きたとみられています。見本市などの国際的なイベントのキャンセル、サッカーブンデスリーガーの試合中止、ルフトハンザ航空は約50%のフライトを欠航、ドイツ鉄道は4月初めまでイタリア行きの長距離便を運休、フランス、チェコ、ポーランド、オーストリア、デンマーク、スイスなど近隣諸国への電車の本数と国内の地方路線も減便しています。
またドイツ政府は、3月16日、月曜朝8時からデンマーク、ルクセンブルク、フランス、オーストリア、スイスで暫定的な国境管理を開始すると発表しました。生活用品などの物流や隣国への通勤は引き続き可能、ドイツ人の入国は問題ないということです。 


ドラッグストアでは殺菌作用のある石鹸類、消毒ジェル、スプレー、除菌シートは手に入りません。

ドラッグストアでは殺菌作用のある石鹸類、消毒ジェル、スプレー、除菌シートは手に入りません。

身近なところでは、スーパーやドラッグストアで食料やトイレットペーパーなどの買いだめ、ドイツ語では「ハムスター買い」のために特定の品物が手に入らない、あるいは品薄の状態になっています。近所のスーパーでは小麦粉、パスタが品薄、トイレットペーパーの棚は在庫がないため販売停止との張り紙があります。


通常は一番前の入り口から乗車してチケットを運転手に見せる必要があるのですが、立ち入り禁止のテープが貼られています。

通常は一番前の入り口から乗車してチケットを運転手に見せる必要があるのですが、立ち入り禁止のテープが貼られています。

町を走るバスは、運転手への感染を防ぐため、一番前の入り口から乗車することを禁止、一番前の席1列まで立ち入り禁止テープが貼られています。ドイツ鉄道の乗務員はゴム手袋をはめ、切符のチェックを行っています。まだ日本やアジア諸国のようにマスクをしている人を見かけることはありません。


全ての州では、3月16日もしくは段階的にイースター休暇が終わる4月19日あたりまで幼稚園、学校を休校にします。子供達は約5週間休みになりました。州によっては共働きの家庭の子供を預かる学校もあるようです。私の町も16日から学校が閉まり、50名以上の集会が禁止になりました。

コロナウイルスの危険地域に指定された場所から戻ってきた人は、14日間の自宅待機になっています。危険地域には、イタリア、イラン、中国(武漢)、オーストリア(南チロル)、フランス(アルザス地域など)スペイン(マドリッド)、米国(カリフォルニア、ワシントン、ニューヨーク州)などが含まれています(3月15日現在)

ベルリンでは50名以上の集まりを禁止、クラブやパブ、映画館、コンサートホール、博物館、教会のミサも対象になります。今後、他の都市や州でも同じような措置が取られると予想されます。ドイツの観光名所、ノイシュバンシュタイン城もクローズしています。

これまでに経験したことのない事態に毎日の暮らしがどうなっていくのか不安な気持ちが大きいですが、自分のできる予防対策をして、1日も早く感染の拡大が収まることを祈るばかりです。



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