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大学バスケUBAに見る感染症対策
2020.04.01 up
体育館の入口
以前、高校バスケHBLの無観客試合の様子を紹介しました(下記参照)が、大学バスケUBAも2週間後の2月20~28日に男子、2月29日~3月5日に女子の準決勝リーグが控えていました。
「試合は予定通り開催する」と1月の時点で告知をしていたものの、詳細は明かされていませんでした。HBLの影響を受けてか否かは定かではありませんが、こちらも各チーム選手・指導者を含む上限30名まで記載した名簿を提出した上で入場を認める形をとり、運営スタッフ、報道関係者以外は入場禁止の無観客試合となりました。
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=202022004549
ちなみに高校バスケHBLと大学バスケUBAでは、主催しているところは違いますが、その違いがどのような形で出るか、今回は紹介していきます。
まずは上の写真。
台北体育館の入口ですが、選手・チーム関係者は左側から、報道、運営スタッフは右側からの入場します。
防疫アイテム一式
どちらの入口も必ず、このような受付が設けられており、ここで手続きをしてから入ります。報道、スタッフの場合は名前、連絡先、体温を記載します。選手・チーム関係者も同様ですが、選手たちは全員揃ってから入場を確認する形を取っていました。
手続き後は、手をアルコール消毒してから、中に入ります。
啓発も忘れず
予防に関する啓発も忘れず行われ、お手洗い前には「手洗いを欠かさずに」、入口前には「体温測定を」と呼びかけるボードが置かれていました。
ベンチの消毒も
会場レベルでは、試合毎(時々ハーフタイムなどで空になった時にも)のベンチ、ロッカールームの消毒は欠かさず行われていました。その際に用いた道具は、2015年起業の会社が製造した家庭用の消毒機器。
2月23日のFIBAバスケットボール・アジアカップ2021のチャイニーズタイペイVS日本でも、会場の消毒で使われたものです。
教育部(文部科学省に相当)からの啓発広告
男子の準決勝リーグでは、電子広告が使用されましたが、そこには消毒機器の会社、協賛起業の広告だけでなく、教育部の「手洗い、マスク着用、体温測定」を啓発するメッセージ広告もありました。
上の写真は2階席から撮影していますが、高校バスケHBLとの違いを挙げるとしたら、2階席に行って撮影、視察が可能であったことくらいでしょうか。
厳格さはどちら変わらず、といった感じで、細心の注意を払っているのが伝わってきました。
HBLは3月7、8日、UBAは3月21、22日に台北アリーナで決勝トーナメントを迎えますが、ここでも違いは現れるでしょうか。
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