メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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メキシコでのコロナウィルス 第六報

 国内での感染者が他国よりスピードは遅いものの、それでも増加しているメキシコでは、3月30日から4月30日までの間、外出自粛の要請が正式に政府保険省から出されました。

 すでに教育機関では宗教行事(イースター、セマナサンタ)の終わる4月19日まで休校措置がとられています。
 また、私の住むハリスコ州(メキシコ第二の都市グアダラハラを擁しています)では、アルファロ知事の迅速な判断によりすでに3月21日より5日間(追ってさらに4日追加)の外出自粛、自宅待機の要請が出されていました。

 


ハリスコ州とメキシコシティでの感染者数推移(ソース:メキシコ保健省)

ハリスコ州とメキシコシティでの感染者数推移(ソース:メキシコ保健省)

 ハリスコ州アルファロ知事発信の「3月21日-25日までの自宅待機」により、ハリスコ州内の感染者増大のスピードは落ち、それをしていなかった首都の感染スピードと比較すると約半分に抑えることができました。

 その効果の高さを鑑みて、また来週から始まる2週間の宗教行事(セマナサンタ、パスクア)に伴う人口移動数を危惧してなのか、メキシコ保険省では「3月30日より4月30日まで、不要不急を伴わない外出の自粛、自宅待機、自宅勤務」を要請、発表しました。
 
 60歳以上の高齢者、糖尿病などの持病を持つ人、妊婦などは基本外出禁止。
 政府自治体などの基本的な業務(医療関連、警察、消防)、公共交通機関従事者など以外は、自主的な判断で自宅勤務や出勤中止をするように「要請」をしています。
 



 




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