間隔1.5メートル厳守 スーパーマーケットの様子
2020.04.07 up
スーパーの至る所で見られる1.5メートル間隔を保つよう促す表示
ドイツ全土的に外出規制、接触制限令がでてから約2週間が過ぎました。私の住む町はフランスとの国境まで車で約10分。フランス・アルザス地方が危険地域に指定され、州の感染者数が全国的に見て3位と多いこともあり、なるべく外出を控えて毎日暮らしています。
外出は仕事、家族に会う、食料品を買う、郵便局へ行くなど必要な場合に限り行うようにとなっています。屋外でのスポーツや散歩は許されていますが基本一人、あるいは同居する家族やパートナーの同伴のみ可能です。
スーパーの通路にも1.5メートル間隔で印がつけられました。
そんな日々の生活で、スーパーマーケットに買い物に行くのが唯一の大仕事になっていますが、1.5メートル間隔を保つように張り紙がそこら中に貼られています。
時間帯にもよるかもしれませんが、日中スーパー内は静かで一時期に見られたまとめ買い「ハムスター買い」はなく、各人がマナーを守って買い物をしています。
レジ手前にも印がつけられ、待つ場所が決められています。
レジには仕切りが作られ、店員はマスクと手袋を着用。
レジには「少額からでも直接のコンタクトがないカード払いをできるだけしてください」、「安全上の理由から長い間小銭を探さないでください」と注意書きがあります。このスーパーはお年寄りのお客が多いせいもあるのでしょう。
相変わらずスーパーでは、トイレットペーパーとキッチンペーパー、小麦粉は全く手に入りません。在庫があっても一人の購入数が限定されています。また驚くことにイースト菌(ドライと生)が売り切れ状態です。みなさんおうちでパンを焼いているのでしょうか。パスタやティッシュペーパーは品薄ですがまだ手に入ります。
4月1日のドイツ感染者数の統計。(新聞Sueddeutsche Zeitungより)一番右「Trend」は感染者数の増加速度がどのように変化しているかを示しています。
4月1日16時現在のドイツ州ごとの感染状況をみると、徐々に感染者数の増加速度が遅くなってきています。表右端の黒い点がそれを示していますが、黒い点1つは増加速度が減速している、点2つは変化なし、点3つは加速している、を表しています。学校の休校、国境封鎖、外出規制令などの対策が徐々に功を奏しているようです。
接触制限措置はイースター休み明けの4月19日まで延長が決まり、引き続き制限された生活が続きます。
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タグ:新型肺炎、コロナ、ドイツ
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