スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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ホップ畑のホップ。何メートルもの高さがあるので、遠くからも良く目立ちます。

ホップ畑のホップ。何メートルもの高さがあるので、遠くからも良く目立ちます。

 今年初めからの新型コロナ流行で、ヨーロッパ間で国境封鎖が数カ月間続いた後、夏の初めから、それぞれの国境が再び解放されました。

 そんな中、なかなか近隣の国へ行く機会と勇気がなく躊躇していましたが、世間の夏休みが終わる頃に、やっとスイス国境に近いドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州(Baden-Württemberg)を訪れることができました。


収穫時期が近いホップ。たくさんの鞠花が実っています。

収穫時期が近いホップ。たくさんの鞠花が実っています。

 バーデン=ヴュルテンベルク州の南部には、スイス、ドイツ、そしてオーストリアの国境にまたがるコンスタンス湖(ボーデン湖とも)があり、その周辺は休暇先として人気の地域。そのため、いつこの湖沿いの道を走っても、多くの車で混んでいます。


コンスタンス湖の畔に広がる葡萄畑

コンスタンス湖の畔に広がる葡萄畑

 この地域には、ツェッペリン飛行船が開発されたフリードリッヒスハーフェン(Friedrichshafen)の町など、観光できそうな場所が数多くありますが、特に観光地へ足を運ばなくても、湖の湖畔に広がるぶどう畑やりんご畑の風景も、この地へ来る人々を魅了する一つの見どころとなっています。


スーパーマーケットに、地元のシードルも。飲み口軽く、爽やか風味で飲みやすいです。

スーパーマーケットに、地元のシードルも。飲み口軽く、爽やか風味で飲みやすいです。

 秋の収穫時期になれば、葡萄は美味しい地元のドイツワインに、そしてりんごたちも発泡酒(シードル)に変身。ドイツのお酒といえば、ビールやワインを頭に浮かべますが、地元でシードルも造られていたのは知りませんでした。

 その他、「これは何の植物で何のために育てているのだろう」と不思議に思う畑をあちらこちらで見かけました。
何メートルもある高さのある草のような植物で、細長い棒で支えられています。それが延々と道の両端の畑に広がっているので、遠くから見ると、緑のすだれかカーテンのようにも見えます。


フリードリッヒスハーフェンの町にて。頭上には飛行船が。

フリードリッヒスハーフェンの町にて。頭上には飛行船が。

 果たしてその背の高い植物は、ホップでした。

 ホップは、ビールの香りや苦みのある風味をつけるのに必須の、ビール醸造に大事な材料の一つ。特にこの地域にある、テットナング(Tettnang)という小さな町では、このホップ栽培が盛んなのだそう。

 欧州連合(EU)の発表しているデータによれば、ドイツでは1万7千ヘクタールもの土地でホップを栽培しているのだそうで、これは欧州連合全体の6割を占めるのだとか。

 ドイツ人といえば、一人当たりビール消費量も高い国であることでも有名ですが、それを裏付けるような結果ですね!(笑)。


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