スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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例年よりはやや少なめ?それでも春休みはこのように渋滞に。

例年よりはやや少なめ?それでも春休みはこのように渋滞に。

 雪国スイスでも、日が長くなり、暖かい日が多くなってきました。新型コロナが収束しないまま、2度目の春が訪れたようです。(2年前のように、突然5月に雪が降る可能性はありますが)

 春、といえばヨーロッパの多くの国では学校が春休みとなり、イースター休暇で春のバカンスを楽しむ人も多いのですが、スイスや他欧州の国々では、現在変異ウィルスの拡大で新規感染者が再増加、いわゆる第三波に苦しめられています。


たくさんの人が訪れる観光地では、アイスやワッフルを売るお店も新型コロナ感染予防対策。

たくさんの人が訪れる観光地では、アイスやワッフルを売るお店も新型コロナ感染予防対策。

 そして頼みのワクチン接種はといえば、今までに18回/100人当たりの接種が完了しているのだそう(2021年3月31日現在/政府による)。ただ、イースターの連休が4月2~5日まであったことから、この期間はワクチン接種センターが休業となり、その分の接種が遅れそうです。


イースター(復活祭)は、イエス・キリストが磔死の3日目に復活したのを祝う日。そのため『復活』の象徴を表すヒヨコや卵、ウサギ(多産)などが飾り付けられます

イースター(復活祭)は、イエス・キリストが磔死の3日目に復活したのを祝う日。そのため『復活』の象徴を表すヒヨコや卵、ウサギ(多産)などが飾り付けられます

 そんな状況の中での春休みに、スイスの人たちはどこでどう休暇を過ごすのでしょうか。こういうコロナ禍での厳しい状況でも、国外旅行を強行する人たちは一定数いるようですが、スイス国内の山や湖など自然にあふれたところで滞在したり、自宅近くの公園や動物園などへ行く、といった感じの過ごし方が多そうです。


ウサギや卵型のチョコレートも多く店頭に並び、子どもたちは庭や家に隠されたお菓子を探すのが、一つのお楽しみとなっています

ウサギや卵型のチョコレートも多く店頭に並び、子どもたちは庭や家に隠されたお菓子を探すのが、一つのお楽しみとなっています

 自由に好きな場所へ遊びに行くことはまだ難しいですが、色とりどりの花が咲く公園を散策したり、太陽光でキラキラ輝く湖の畔でランチをしたり、まだ少し寒々しい様子の林や山へハイキングへ行ったり…といった素朴な楽しみがあるのは、健康あってのことなので、ありがたいと思います。

 日本でも、もうすぐゴールデンウィークという大型連休が待っています。何をされるにせよ、感染対策を十分とられて、有意義で楽しく過ごされますように。


教会では、予約制で50名まで礼拝に参加できるようになっていました。入り口にはもちろん手の消毒剤も完備。

教会では、予約制で50名まで礼拝に参加できるようになっていました。入り口にはもちろん手の消毒剤も完備。

 


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