1つで2度美味しいカップ麺と食べ方 その2
2021.08.31 up
完成
麺をほぐす際に使ったお湯は、流しに行ってシンクで捨てるのではなく、粉末スープを入れたカップに入れます。
こうすることで、麺のかけらを捨てることなく、食材として使えるだけでなく、お湯を流している時にお箸で抑えている麺も誤ってシンクに流して捨ててしまうこともないので、しっかり「環境保護」が考えらているようでした。
こうしてできたのが、上の写真。
炸醤麺とスープが同時に楽しめる「1つで2度おいしい」カップ麺の完成です。
気になる味ですが、スープは塩辛くなく、冷めていれば水を飲むような感じで飲める味でした。どうも、麺をほぐす際に使ったお湯には、麺の外側にあらかじめ味がつけられていたらしく、お湯を流す際に少し色がついたような感じになっていて、それで味のバランスをとっているようでした。
炸醤麺は、醤(ジャン)の塩分と辛味がうまく合い、日本人の味覚でも十分に満足感が得られる味でした。
この維力「炸醤麺」、1978年から台湾で発売されている台湾のインスタント麺の代表的存在で、知らない人はいないくらいの「国民食」とも「ソウルフード」とも言えるくらいのものだと分かり、納得しました。
【参考】
https://www.storm.mg/lifestyle/3538558?page=2#:~:text=擁有悠久的?史,早在民國67年就推出的維力炸醬麵,不只有著,「國?速食乾麵第一品牌」%20的封號,只要談論到好吃的乾泡麵,幾乎就一定會有人提到它,造就網路聲量輾壓性的獲得冠軍%E3%80%82
https://www.weilih.com.tw/product.html
増量版の袋タイプ
この維力「炸醤麺」は、カップタイプだけでなく、袋麺タイプもあり、そちらも高い人気を誇っています。ただし、袋麺タイプの場合、器を2つ用意しないといけません。
上の写真のは、増量版の袋麺タイプですが、サイズは他の5袋入りの袋麺と同じでも入っている数は4袋。値段も少し高く設定されています。
通常タイプのカップ麺、袋麺もありますが、袋麺の方は、8月に交通系ICカードの悠遊カードのキーホルダータイプのデザインに採用され、台湾内の4つのコンビニチェーン店で予約販売が始まるくらいの人気でした。
【参考】
https://www.easycard.com.tw/new?cls=1&id=1628490290
https://www.taipeinavi.com/special/80013183
台湾素食(ベジタリアン仕様)の袋麺タイプ
維力「炸醤麺」には、もう一つ、上の写真のベジタリアン仕様があります。こちらも袋麺タイプだけでなく、カップ麺タイプもあります。
ベジタリアン仕様の気になる味ですが、これまで紹介してきた通常仕様と違い、醤(ジャン)は薄味で、塩辛さが弱い感じ。スープも、にんじんとわかめが入っていて、塩味を抑え、健康面に配慮しているように感じました。
この維力「炸醤麺」には、外出自粛時に本当に救われました。
5、6月の感染拡大がひどかった時期には、近所のスーパーのインスタント麺のコーナーは売り切れで、棚はほとんど空になっていました。しかし、維力「炸醤麺」は切らしている時期が短く、行けばベジタリアン仕様、通常仕様の袋麺タイプかカップ麺タイプのどれかが並んでいるという感じで、買い物に困らなかった記憶があります。
台湾を代表するインスタント麺、来る機会が訪れたら、味わってみてはいかがでしょうか。
【参考】
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2021517172836
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