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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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男子2次予選の会場・台大體育館の入口

男子2次予選の会場・台大體育館の入口

 以前、HBLの感染対策の変化について紹介しました。

 http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2022413172847

 UBAは、毎年前年の11月から翌年の1月にかけて男子15チーム(今季、過去16チーム)、女子12チームで総当たりの1次予選リーグ、2~3月に男子8チーム、女子6チームで総当たりの2次予選リーグ、3月の中旬以降の週末に決勝トーナメントを実施します。

 私は2月の2次予選リーグから取材を開始しましたが、報道、プレスリリースなどをもとに1次予選リーグ戦時からの感染対策の様子を紹介します。


会場に入る時に基本情報の入力を求められるサイトのスクリーンショット

会場に入る時に基本情報の入力を求められるサイトのスクリーンショット

 UBAの1次予選リーグは、男女とも大学の体育館で開催されますが、大学の体育館は正門から入り、構内の奥の方にあることが多いです。昨年の感染拡大期から、大学はじめ学校の入構には制限があり、気軽に行けるところではない、という印象を持っていました。

 私個人は、取材申請が通っていたので、主催者から事前に入構に関する案内も通知されていたのですが、感染対策に敏感になっている大学の事情を考慮し、控えていました。それに加え、感染が広がった今年1月には無観客で開催したこともあり、ますます行きにくくなりました。

 2月の2次予選リーグからは、会場を台北體育館(女子)、台大體育館(男子)に移して行われたことで、私も取材に動きました。台大體育館は台湾大學の体育館ですが、コミケなど各種イベントが活発に行われる会場らしく外から入りやすいところに設けられているので、「大学構内に入る」という感じがないところなので、普通に行きました。


マスク着用でプレーする選手たち

マスク着用でプレーする選手たち

 1枚目の写真は台大體育館の観客、各チームの応援団の入口ですが、チーム関係者、報道関係者、大会運営者らは別の入口から入場となり、会場がある3階に上がる際には、運営担当のスタッフがエレベーターのボタンのロックを解除しないと上がれない仕様になっていました。

 1枚目の写真にQRコードが貼られていますが、入場前にスキャンして必ず2枚目のスクリーンショットのサイトに登録しないと入れないようになっていました。このサイトの登録は、開催日ごとに求められました。
 


チームによっては、選手がベンチに戻るごとに手を消毒するところも

チームによっては、選手がベンチに戻るごとに手を消毒するところも

 コート上に目を向けると、予選開催時は、マスクを着用してプレーしている選手がHBLよりも目立ちました。ただ、サージカルマスクよりもスポーツタイプのマスクを使用している選手が多く、呼吸に配慮している感じでした。

 また、チームによっては、選手がベンチに戻るたびに手をアルコール消毒しているところもありました。このチームは2年前から同様のことをしていますが、継続している姿には頭が下がる思いでした。


台北アリーナの一般観客用の入口より

台北アリーナの一般観客用の入口より

 台北アリーナの決勝トーナメントでは、多少緩めになっていましたが、入場次の2枚目の写真のサイトへの登録、体温測定など、これまでと変わらない入場管理が行われていました。

 この原稿をまとめている時点で、日本で言う2部リーグにあたる公開第二級の決勝トーナメント(兼公開第一級昇格決定戦)が台中で開催されていますが、そちらは無観客での開催になっています。

 今年11月以降、新しいチームでのUBAはどのような開催になるでしょうか。


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