台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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台湾美食展の会場より

台湾美食展の会場より

 8月5~8日に台湾美食展が2019年以来3年ぶりに開催されました。

 その様子は前回、前々回と紹介しましたが、規模を縮小して開催された中で割と大きめのブースを設けられていたのが「日本美食館」でした。その「日本美食館」の中で一際大きく設けられていたのが茨城県のコーナーでした。

 そこでは、県産品の野菜を中心にPRし、試食などの活動も積極的に行なっていましたが、他にも台北市内にも広告を展開していると聞き、見てきました。

 以下、紹介していきます。

【参考】
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16587453711512


MRT中山駅の改札前の壁より

MRT中山駅の改札前の壁より

 まずはMRT中山駅の改札前の壁にあった広告。

 ここには過去にも、日本人の有志から東日本大震災で多くの支援があった台湾の人たちへの感謝の広告が出されたこともあったところですが、この時は「開運茨城」と宣伝大使の渡辺直美さんと茨城の県産品と観光スポットで埋められていました。

 こちらは、どちらかというと対象を絞らず通行時に目に留まるよう出されている感じでした。


信義區の台北信義威秀影城商圏より

信義區の台北信義威秀影城商圏より

 もう一つは、観光スポットの台北101がある信義區。

 台北信義威秀影城商圏の広告ボード、建物の柱の部分を「開運茨城」の広告で占めました。

 上の写真の右側に歩いていくと、「微風南山(Breese)アトレ」がありますが、そのつながりで広告を出していったように見えました。


外壁にも広告

外壁にも広告

 台北信義威秀影城商圏は上の写真の他、北側にある新光三越とつながる連絡橋から見えるところにも大々的に広告を出していました。

 この辺りは、幅広い世代の人が行き来するところだけに、上の世代にはシンプルなデザインの広告で控えめにPRし、若い世代が多く集まりそうなところにはカラフルな広告を多めに出し、「これでもか!」というくらい攻めの姿勢を出したような格好になりました。


西門町の広告アーチ

西門町の広告アーチ

 最後に若者の街・西門町では、街全体を広告で占めるような感じで思いっきり攻めの姿勢を貫いていました。

 その後継は、歩き回っていて、本当に驚きました。

 次回は、西門町の様子を紹介します。


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