こちらも4年ぶり開催 もうひとつのアダルトエキスポ(TRE)(1)
2023.10.14 up
ホームページのスクリーンショットより
以前、4年ぶりに開催されたアダルトエキスポ(TAE)の様子を紹介しました。もうひとつのアダルトエキスポ・TREも、8月上旬に日本から21名のゲストを招き、復活開催となりました。同時期に開催されていた台湾美食展にいらした日本の関係者の間でも話題になっていたもので、私も気になっていたので、行ってみることにしました。
2018年の開催時にも訪れ、運営面で気になったこと、特に安全面で気になることが多かったので、【参考】欄のようにまとめて紹介しましたが、今回はどうだったのか。その辺りを中心に紹介します。
【参考】
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20189218030
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20189223855
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201893123649
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20189415920
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201894101458
会場入り口の様子
会場の五股工商展覧中心へは、桃園MRTの新北産業園區駅からシャトルバスが出ているのですが、5年前と違い、台北MRTの環状線の駅も併設されているためか、駅の造りが大きく変わってしまいました。
1枚目にあるホームページの案内では、駅のどこにシャトルバス乗り場があるのか全く分からず、駅の周辺を20分以上歩き回り、結局駅の入り口に向かってくる人の流れでバス停の位置が分かり、そこから乗って移動しました。
到着後も、通常のチケット所有者用の入場口、ゲストとの交流がある企画チケットを事前予約で購入したVIP用の入場口と別れていたのですが、当日券売り場の案内は皆無。間違えてチケット所有者用の入場口の列に並んでしまい、また時間を無駄にする羽目になりました。
入場前には安全検査も
チケットをどうにか購入してから、再度並び直しましたが、今度は入場待ちの人がいなくなった影響で、間違えてVIP用の方に行ってしまい、「(一般の)入場チケットはそこじゃねえよ」といった感じで、そちらに誘導されました。
誘導後も間違って並んでしまった時も、荷物検査が行われていました。
「ゲストの安全に配慮して」ということで、ライターや鋭利な金属類を確認していましたが、中に入って更に驚くとは思ってもいませんでした。
中の様子
どうにか中に入ってみたら、芋を洗うような人が場内にいて、身動きをとるのに精一杯という感じでした。
写真の位置では、右側にゲストの写真が四面についている空間があるのですが、ここで日台問わずゲストがゲリラ的に L 字ファイルを配布したり、記念撮影でモデルが登場したりした影響で、そこで人の流れが止まってしまい、前に進むのが容易ではないくらいでした。
座り込む人たち
加えて、何もないところやブースの壁にもたれかかって座っている人が通路を塞いで、移動に神経を使わざるを得ないくらいでした。
とにかく人が多く、移動が大変で、1~2時間で全部回れそうな会場も、1時間で我慢しきれなくなって一時外出することにしました。そうしたら、5年前にも見たようなしたような出口のすぐ横にある男性用お手洗いに長い列ができていました。
5年前同様、会場内のトイレはブースが設けられていて、来場者は使用できない会場設計になっていました。まさかとは思うのですが、そうやって来場者を長居させないようにして、来場者の回転率を上げようとしているのか…とも考えてしまいました。
私の場合、避難経路がしっかり確保されているような形跡がない(来場者の場合は見たかぎり1カ所のみ)のを見て、「(大きい)地震や火事が起きたら確実にあの世へ、だろうなぁ…」とそんなことを考えてしまいました。
そう考えると、荷物検査を行う理由にも合点が行きますが、安全に関する視点が自分と主催者ですごくズレがあるなぁと思いました。主催者には、何かあっても「各ブースの出入り口から逃げればいいじゃない」という考えもあるのかもしれませんが、そこに人が殺到したらどんな混乱が起きるか、パニック状態に陥った人の行動の予測の難しさをどこまで考えているか、気になってしまいました。
つづく
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