台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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流行りらしい扇子型のお年玉袋

流行りらしい扇子型のお年玉袋

 新年の余韻が残る中、1月6~9日に世界貿易中心で旧正月を迎える前の恒例行事・年貨大街が開催されました。

 規模は過去2年と同じですが、違った様子を見られたので、紹介していきます。

 旧正月のお年玉は、「紅包」と呼ばれる赤い封筒に現金を入れ、札を折らずに渡すのですが、上の写真のは扇子の羽に札を一枚ずつ挟むもので、今の流行ものだと聞きました。台湾では、子が親にお年玉を渡すことがあると聞きましたが、こちらは立身出世を果たした子が親へ、という感じでしょうか。


台北市内に店舗がある酒屋のブースより

台北市内に店舗がある酒屋のブースより

 台北市内に店舗がある酒屋のブースで、空のこも樽(ひしゃくと木槌はセット)を見かけ、撮影しました。

 こも樽の上のふたは、木槌で叩くときれいに割れるよう四等分になっています。また、ふたには磁石がついていて、何度も鏡割りができるのがいいです。

 最初、中身が入ったものを想像していたのですが、検索して見たら中身の酒は自分で購入しないといけないと分かり、担当の方に伺った価格も安くないので、購入に二の足を踏むような気分になりました。


毎年行っている赤ちゃんの運動会より

毎年行っている赤ちゃんの運動会より

 昨年も紹介しましたが、毎年開催期間中、赤ちゃんの運動会を実施いています。今年は、1歳3ヶ月以下のクラスは往復ハイハイレース、それより上は大根の人形を抱えてコースを往復するヨチヨチレースを実施しました。

 このレースの最大の魅力は、赤ちゃんが周囲の大人たちの思惑どおりに動かないこと。中には折り返し地点でなかなか動かないので、待っているお母さんが赤ちゃんのお尻を軽く叩くような感じで移動を促したら、顔を地面にぶつけ、しばらくフリーズしてから思い切り泣き出して動かなくなるという光景も見られました。

【参考】
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2022120143944


恒例の北港朝天宮の少年少女による電音三太子

恒例の北港朝天宮の少年少女による電音三太子

 出張寺院の北港朝天宮は、記載期間中の土日には地元・雲の少年少女による電音三太子も行われました。日曜日には場内の巡回も行われ、少年少女の「アメちゃんあげる」に来場者もメロメロでした。


縁起物の言葉が記されているボトルソックス

縁起物の言葉が記されているボトルソックス

 最後は、靴下を販売していた彰化の総合ブースより。
 
 縁起物の言葉や、金運・財運を祈るものがデザインされていました。

 色も縁起がいいとされる「赤」ですが、これを日常生活で使うのは、私自身ちょっとためらわれますが、みなさんはいかがでしょうか。

 次回以降、久々に活気が戻った迪化街の様子を紹介します。


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