春はまだ遠かった…サース・フェーへ
2024.05.07 up
フランスと仏語圏スイスをまたぐレマン湖の青い湖水とその上に広がる青空
日本がゴールデンウィークの大型連休に入った頃、寒さがぶり返していたスイスも再び春らしい天気が戻ってきました。
春が戻って来たので、少し遠出をしてスイス南西部ヴァレー(ヴァリス)州のサース・フェー(Saas-Fee)という町を訪れました。
サース・フェーはスイスの人気スキーリゾートの一つで、標高が1800メートルぐらいの山間部にある小さな町です。4月下旬にスキーシーズンが終了し、夏のハイキングシーズンには間がある、いわば中途半端な時期に訪れることとなってしまいました(苦笑)。
レマン湖では、ヒナをおんぶする白鳥も
サース・フェーへの道中、途中にあるサービスエリアで休憩のため立ち寄りました。
ヴァレー(ヴァリス)州のマルティニ(Martigny)という町にある休憩所で、マルティニはイタリアまで続くサン・ベルナール峠の入口にある町。スイスのシンボル、セントバーナード犬の故郷でもあります。
さてこんな感じでスイスの春を楽しみつつ、寄り道をあちらこちらでしつつ、夕方頃にサース・フェーに到着。
途中で休憩するために立ち寄った、サン・ベルナールのサービスエリア
天気は想像していた通り、寒くて風が強く、雪が舞っていました。
筆者が住むエリアはその日20度ぐらいあったのですが、サース・フェーでは最高気温が4度ぐらいしかなかったよう。山岳地帯は今さらながら寒いですね…。
オフシーズンのサース・フェーの町は人の姿もあまりなく、店やレストランは夏シーズンが始まるまで休業してしまうところがほとんどなので、閑散としていました。
春はどこへ?4月末のサース・フェーはまだ冬
閑散期で良いことといえば、リーズナブルにホテル宿泊ができることでしょうか。
あえてオフシーズンの時に、スパなど癒しの時を求めてサース・フェーに来る人もいるようで、ホテルはそれなりに宿泊客がいたような気がします。
また結婚式の披露宴か2次会なのか、ドレスアップした人たちが数十人、ホテル内のバーで談笑しているのも見かけました。
そんなわけで、筆者もサース・フェーでしたことといえば、吹雪の中の散歩(!)を楽しんだ後、レストランでヴァレー州の郷土料理をいただき、雪景色を見つつ、ホテル内のバーや部屋でのんびりと過ごしました。
暖かい暖炉前で地元ワインをいただきました
ホテルのスタッフの方によれば「サース・フェーは今の時期も静かで良いけど、夏は花がいっぱいの季節だし、アルプスに住む可愛いマーモットも活動するから、その時期に是非またいらしてくださいね」とのこと。
そしてサースフェーは真夏でも20度ぐらいの気温なのだそう。避暑地にぴったりですね!
また機会があれば、マーモットたちに会いに再訪したいと思います。
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