スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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モントルーのクリスマスマーケットは、スイスで規模が大きいマーケットの一つ

モントルーのクリスマスマーケットは、スイスで規模が大きいマーケットの一つ

 2025年のクリスマスマーケットは終わってしまいましたが、今回もスイスやドイツのクリスマスマーケットをいくつか回ることができました。

 そのうちの一つ、スイス・フランス語圏にあるモントルーのクリスマスマーケットは、規模も大きく、スイスのみならず、カナダやフランス、イタリアなど外国の屋台も多く出るので毎年楽しみにしています。


スパイス入りのホットワイン「ヴァン・ショー」も人気

スパイス入りのホットワイン「ヴァン・ショー」も人気

 レマン湖のほとりで開かれるクリスマスマーケットをぶらぶらと歩いていると、大きなおもちゃの兵隊やくるみ割り人形の飾りやクリスマスツリーといったカラフルなデコレーションがあり、気分が上がります。


このタイプの車両ブロックは、緊急車両が出入りしやすくなっています

このタイプの車両ブロックは、緊急車両が出入りしやすくなっています

 そして悲しいかな、ここ数年セキュリティ対策が不可欠となっているこうした車止めブロックも。今年はこのタイプのものをあちこちのクリスマスマーケットで見かけました。

 クリスマスの時期に、無差別攻撃がいつでも起こりうるリスクを常に頭に入れておかないといけない世の中になってしまったのは、とても悲しいです。


様々な温かい食事が楽しめるフードコートもあります

様々な温かい食事が楽しめるフードコートもあります

 さてクリスマスマーケットといえば、熱々の焼きソーセージやその地の郷土料理などが食べられるスタンドが多く出ることもあり、「期間限定だから今のうちに食べないと!」とあれこれ欲張りになってしまいます…。

 今回選んだ食事はこれ。夫はフランス・アルザス地方の郷土料理、シュークルート(la Choucroute)。ドイツ語でザワークラウトとも呼ばれています。発酵したキャベツや大きなジャンボン(ハム)やソーセージ、そしてジャガイモがでーんとお皿に盛られ、迫力満点な料理です。

 一方筆者はフランス・サヴォワ地方の郷土料理である、タルティフレット(la Tartiflette)という料理を食べました。こちらもポテトや玉ネギ、ラルドン(ベーコン)にサヴォワ地方のルブルションチーズをたっぷりかけてオーブンで焼いた、ヘビーな料理(笑)。

 ただクリスマスマーケットでは、オーブンの代わりに大きな鍋で料理したものが提供されていました。


シュークルート(奥)とタルティフレット(手前)。どちらも食べ応えあります

シュークルート(奥)とタルティフレット(手前)。どちらも食べ応えあります

 こうしてお腹がいっぱいになっても、何か甘いものが食べたくなるこの季節(笑)。デザートとして、シナモンと砂糖がたっぷりかかったワッフルを屋台で買い求め、スイスでまだ大雪が降らないうちから、すでに自分たちが“雪だるま”のようになっていくのでした。


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