台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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入口に掲げられたボード

入口に掲げられたボード

 過去にも紹介した毎年7月に開催している日本留学展ですが、今年は2日間とも台北開催となりました。以前は、初日が高雄、2日目が台北で開催していましたが、高雄会場での来場者数と出展者数が芳しくなかったことを受け、会場の変更と共に開催方法を変えた格好でした。

 今回は、その様子を紹介します。


中の様子

中の様子

 中に入ると、日本全国から集まった大学、日本語学校と専門学校のコーナーに分かれていて、各ブースでは来場者に資料を配布したり、学校の紹介を行なっていたりしていました。

 以前も紹介した早稲田大学は時間を問わず、ひっきりなしに訪問者が訪れ、2日目の午後には、用意していた資料がなくなり、説明の方に力を入れている様子でした。


北海道大学のブース

北海道大学のブース

 毎回見かける北海道大学のブースも、説明を聞こうと長い列ができていました。旧帝大では、大阪大学もブース設けていて、北海道大学同様の長い列ができていましたが、両大学は過去にも長い列ができるくらいの人気でした。


「國立」の張り紙

「國立」の張り紙

 北海道大学、大阪大学の人気の背景にあるのは、台湾大学と同じ「旧帝大」の知名度だけでなく、台湾の人たちにある「国公立」に対する信頼だと見られます。2020年代に入り、台湾の高等教育で、私学(特に地方)が学校運営と学生募集に苦戦し、廃校になる様子が報道で伝えられていますが、出展している大学の中には、「國立」の張り紙をつけ、なんとか来場者に関心を持ってもらおう、一人でも多くの優秀な台湾人学生に進学してもらおうという姿勢を見せていました。

 


説明会の様子

説明会の様子

 会場には、説明会の会場も設けられ、日本から来た専門家らの話に耳を傾ける来場者の熱心な姿も見られました。

 会場が変わり、空間も若干広くなった分、来場者のために面白い企画も用意していましたが、そちらは次回以降。


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