台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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河岸に並ぶ屋台など

河岸に並ぶ屋台など

 台北市のドラゴンボートレースの決勝が行われる一方で、児童遊楽園の近くにある雙溪河で、もう一つのドラゴンボートレースが行なわれていると知り、その会場へ行くことにしました。

 過去に何度も紹介した台北市や新北市が主催しているものと違ったものになっていました。


自身の名前が書かれた旗を持つ呉思瑤立法委員

自身の名前が書かれた旗を持つ呉思瑤立法委員

 このレースでは、いろいろなところからエントリーしていたのですが、一番存在感を見せていたの呉思瑤立法委員でした。会場があるところが選挙区になっている関係でエントリーしたと見られますが、台北市議会議員時代にも出場し、先頭で旗を取る役割を担っていたこともあり、その経験を生かすために久々に登場することになったようです。

 スタート地点に到着する前から上の写真のように旗を振ったり、投げキスをしたりと、サービス精神が旺盛なところを見せていました。


事務所のスタッフのみなさんも応援に熱が入ります

事務所のスタッフのみなさんも応援に熱が入ります

 ゴール近くでは、呉思瑤立法委員の事務所のスタッフのみなさんが並び、アツい声援を送っていました。この日も30度以上あり、日差しが強いところへ行って声援を送るのは簡単ではないところですが、「我らが大将のためなら」と言わんばかりに気合の入ったところを見せました。


応援に応える呉思瑤立法委員

応援に応える呉思瑤立法委員

 呉思瑤立法委員も応援に応えるように、かつての記憶を呼び戻しながら躍動感ある姿を見せ、笑顔を見せていましたが……


旗は掴んだものの……

旗は掴んだものの……

 実は大差を付けられていて、旗を掴んで放り投げる際には、相手はずっと向こうにあるボートの到着点近くにいる感じでした。それでも、議会(立法院)で、國民党と台湾民衆党を相手に、民進党の立法委員団の幹事長として折衝を行うストレスに日々さらされていることを思うと、このような形で地域の人たちと交流し、ストレスを発散できるのは悪くないようにも感じました。


 他のボートでは、爆竹を鳴らして屈原に思いを馳せるような光景もあり、観戦に訪れた地域の人にはちまきやスイカが振る舞われるなど、地域の交流活動の目的もあったようです。

 来年以降、これまでと違うドラゴンボートレースがあれば、訪れ、こちらで紹介してみたいと思いますので、よろしくお願いします。


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