シンガポール

シンガポール:シンガポール

小林 亮子(こばやし りょうこ)

職業…ライター・企画PR
居住都市…シンガポール(都市国家であるため、都市=国、です)

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箸を高く持ち上げて、幸運を呼ぶサラダ シンガポールの春節3

中国暦の元旦からお祭り騒ぎの続いた2週間も、新年初の十五夜、満月を迎える本日(西暦では2月28日)で一段落です。元宵節(ユエンシャオジエ)と呼ばれる今日、家族が集まり、また来年までそれぞれの持ち場で頑張りましょう、と心を一つにします。「元宵」とは、その昔、正月が元月、夜が宵と呼ばれたことに由来します ..

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集って、巡って、食べ尽くす、シンガポールの春節 2

元旦には、通常、お寺に参詣した後、家族が集い、親戚中の家を回り巡り、料理やフルーツ、スナックに飲み物、とにかく出されたものを次から次へと食します。 そして、年始まわりの必携アイテムが、蜜柑2個に紅包(ホンパオ)です。何故蜜柑なのか、と言うと、中国南部の方言である広東語では、蜜柑の「柑」とお金の「金 ..

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集って、巡って、食べ尽くす、シンガポールの春節 1

中国暦の年明けを祝う春節で、シンガポールの週末は賑わっていました。多民族国家とはいえ、中華系が8割を占めるシンガポールでは、春節は最も大きな行事です。最近では、連休を海外旅行にあてる人たちもたくさんいますが、国内で家族や親戚と新年を祝うのがオーソドックスな過ごし方です。 ..

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レストランで残ったものはダーパオ(打包)に

シンガポールで、中国語が分からない人でも、マイタン(買単=会計お願いします、の意)と同じくらいすぐ覚えてしまう中国語が、「持ち帰りにしてください」という意味のダーパオ(打包)。これは、テイクアウトのオーダーを指す他、レストランで飲食して残ったものを、包んでください、とお願いするときに使う表現です。 ..

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一週間に一度だけ開く天文台

シンガポールには、一週間に一度だけ、天空に向かって扉を開く天文台があります。サイエンスセンターという科学技術施設の中にあるこの天文台は、金曜日の夜にだけ開き、無料で天体観測の機会を提供してくれています。 北緯1度20分に位置するこの天文台、ほぼ赤道上にあり、北半球も南半球も観測できるという特性 ..

タグ:天文台

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シンガポールの泳げない海

以前、日本から遊びに来た友達に、「海水浴をしたいのだけれど、どこに行けばいいのか?」と聞かれ、はたと頭を抱えたことがありました。言われてみれば、360度海に囲まれていながら、シンガポールには、まともな海水浴場がないのです。強いていえば、アイランドリゾートのセントーサ島内にある人工ビーチくらいです。と ..

タグ:海水浴

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生後1ヶ月のお祝い「満月」 シンガポールの出産事情 5

シリーズで紹介してきたシンガポールの出産事情レポートも、今回が最終回です。赤ちゃんの生後1ヶ月をお祝いするイベント、「満月」(マンユエ)の話で締めくくりたいと思います。 「満月」は、1ヶ月の坐月子を終えたお母さんと赤ちゃんの御披露目の場です。 主催者はご馳走を振舞い、親族や隣人、同僚に赤く染めた ..

タグ:出産

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水に触るのもダメ?!中華式「産じょく期」 シンガポールの出産事情 4

 妊娠・出産による疲労から回復するまでの産じょく期、中華文化圏では「坐月子」(ズオユエズ)と呼ばれています。  これがなかなかユニークな習慣で、食べ物や生活習慣に様々な制約があります。お風呂に入ってはいけない。髪を洗うのもダメ。風にあたってはいけない。当然外出も禁止。中には、水にさわってはいけない ..

タグ:出産

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入院は平均2泊、シンガポール出産事情 3

 分娩台に乗ってから1時間弱で、無事に娘を出産。出産後、ベッドに移されるまで、1時間ほど分娩室で安静にしていたところ、看護婦が夕飯(チャーハンとスープ)を運んできました。  まだ麻酔もきいており、ろくに起き上がれない状態で、まさか分娩室でご飯とは驚きましたが、朝食まで何も食べられないのは不安だと思 ..

タグ:出産

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無痛分娩が主流 シンガポールの出産事情 2 

子宮収縮抑制剤はさほど効果を発揮してくれず、これ以上の陣痛抑制は母体に負担になると主治医が判断したため、お産を進めることになりました。陣痛の痛みがリアルに襲ってきたわけですが、この時点で私はすでに、病院を二往復しており、抑制されたり復活したりする陣痛にうんざりしていたので、これ以上の痛みはごめんだと ..

タグ:出産

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