秋の風物詩、「焼き芋」ならぬ「焼き栗」
2009.10.23 up
今年のベルンは秋を楽しむ間もなく、突然、気温一桁台の日が続いていますが、今回は秋の風物詩の一つをご紹介します。
熱々をこんな紙袋に入れてくれます
9月に入ると、都市のあちこちに焼き栗を売る出店がたちます。
天津甘栗のような水飴は使わず、中華なべの巨大版のような鉄鍋で焼くだけの至ってシンプルなものですが、日本の栗に比べるとかなり大振りで、皮が剥きやすいように真ん中に大きな切れ目が入っています。
値段はお店毎に若干違いますが、今日訪ねたところは100g(約12個程度)3.20フラン(約300円)でした。
出来立ての熱々を、殻入れポケット付きの紙の袋に入れてくれます。この袋のお陰で、歩きながら食べても心配無用!なのです。
デザインは街によって異なる「マローニ・スタンド」(栗の出店)
ここの出店自体は、かれこれ100年以上続いているとのことですが、今日のおじさんはこの道12年。お店のない夏の間のお仕事は?と尋ねると、「全く違う仕事だよ。イタリア語圏のサマーフェスティバルで音響の仕事をしているんだ」とのこと。スイス国内の栗の産地として知られるイタリア語圏で、今秋害虫の被害!?という記事を読んだのですが、現在出店で売られている栗はほとんどイタリア産なので、値段にもお味にも今のところ影響はないそうです。
手袋を外して、熱々のホクホクをほお張ると、おじさんの言うことに納得!
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タグ:秋、風物詩、栗、出店
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2 - Comments
orikaより:
2009 年 10 月 26 日 16:55:27
以前、私はイタリアで焼き栗を食べた事があります?♪
始めは「ん?」って感じでしたが、
クセになってしまいました?(^-^*)
コチコチより:
2009 年 11 月 26 日 16:23:16
音響の仕事と焼き栗販売。両立しているところがいいねぇ。ところで、orikaさん、
「ん?」が気になるのは私だけではないと思うのですが・・・。
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